【試乗記】「トヨタ RAV4とは90%異なる」2015年型レクサス「NX200t」

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年9月28日 19時0分

【試乗記】「トヨタ RAV4とは90%異なる」2015年型レクサス「NX200t」


先週ご紹介したレクサスの新型ハイブリッド・クロスオーバー「NX300h」に続いて、今回はターボ・エンジンを搭載する「NX200t」のAutoblog US版記者による試乗記をお届けしよう。

もしあなたがお節介で特に実利的なものの見方をする人であれば、レクサスの新型「NX200t」はトヨタ「RAV4」と10%の共通点を持っていることにすぐ気付くだろう。

それは間違いではないはずだ。このクルマのチーフ・エンジニアであり、販売の成否について責任を負う立場にあるレクサス製品企画主査の加藤武明氏は、NXがレクサス専用設計ではなく、トヨタのコンパクト・クロスオーバー車用プラットフォームを選択したと表だって認めている。このクラスのクロスオーバー車を作るなら、「IS」セダンをベースに小型で背が高いワゴンを仕立てればよさそうなものではあるが、その案は現実的にクロスオーバー車を使う人々の生活にはそぐわないとして却下された。我々は多くのエンスージアストたちと同様に、後輪駆動のダイナミクスが大好きなのだが、レクサスNXのようなコンパクトCUVというのは、金星でネス湖の怪獣が、もしくはラグナ・セカで教育ママが運転しているような、ちぐはぐなイメージのクルマに映る。でもまあ仕方ない。現代的なフロントドライブのプラットフォームというのは、車内空間を上手く使うことができる上、コストも下げられるという利点があるのだ。

実際に気付くかどうかはさておき、レクサスとしては新型NXの新しくなった部分、つまりRAV4とは異なる90%の部分に気付いてほしいと期待しているだろう。カナダのブリティッシュコロンビア州ウィスラー近郊の山道や市街地で、1日中このクルマのステアリングホイールを握って過ごした後、我々はレクサスの期待に応えたいと思うようになった。


 

これは至るところで言われているし、我々も何度も言ってきたことだが、ここ数年でレクサスはクルマのデザインの方向性を変更している。賛否両論があっても、レクサスはあのスピンドルグリルを採用することをやめないだろう。最も小型の「CT」から、最も大型の「LX」まで、レクサスの現行ラインナップの全てのモデルに飾られている、真ん中がひしゃげたような形をした大きなフロントグリルのことだ。あのグリルが大型SUVに付いているのにはまだ慣れることができないが、最近ではセダンやクロスオーバーなら馴染んだような気がしている。NXでは、特にF SPORTのそれはまだ少し大げさに感じるが、個人的には、スピンドルグリルはラインナップ全体に統一感を与え、すぐにレクサスだと分かる存在感を発するのに役立っていると感じている。

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