【ビデオ】事故車のテスラ「モデルS」を巡るメーカーと購入者の大バトル!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年10月5日 10時0分

【ビデオ】事故車のテスラ「モデルS」を巡るメーカーと購入者の大バトル!


たった5万ドル(約549万円)でテスラ「モデルS」を購入できるとしたらお買い得だと思うかもしれない。しかし、そのモデルSが、保険会社が「全損歴あり」と認定したクルマ(米ではサルベージタイトルと呼ぶ)だったとしたら注意が必要だ。米サンディエゴ在住のピーター・ラットマン氏はサルベージタイトルのモデルSを購入し、厄介なトラブルに巻き込まれるはめになった。
ラットマン氏は購入したモデルSに8,000ドル(約88万円)をかけて修理したものの、最終的に同車を作動させるにはテスラ社の認証が必要なことを知らなかった。ラットマン氏は認証が必要ということに怒り心頭の様子で、地元テレビ局『San Diego 6』のインタビューに「テスラ社は私の選択肢を奪い、窮地に追い込んだ」と答えている。一方、同社の見解はそれとは異なり、テスラ社はラットマン氏のクルマの点検を喜んで行うし、安全走行が可能であれば認証もするが、同氏が点検をするための同意書にサインしないのだというコメントを米AutoblogGreenに出している。

テスラ社はコメントで、「我々はラットマン氏が購入したモデルSが公道で安全に走行できるのかということに対し強い懸念を抱いています。同氏が(認証に必要な)検査承認書にサインしないことには何も出来ません。承認書には、今後もサポートを継続するためには最低限の安全基準を満たすことが必要だと明記しています」と答えている。

San Diego 6が問題の一つとしているのは、テスラ社がディーラー網を持たず、購入者へ直接販売する方法を取っているため、今回のようなケースが起きた場合には同社に直接サポートを依頼しなくてはならないということだ。ラットマン氏によると、モデルSの充電をするためにはテスラ認定メカニックが何らかのスイッチを作動させる必要があるのだが、承認書にサインしないことにはそれが出来ないそうだ。

ラットマン氏はSan Diego 6のインタビューに、「サインを要求された書類には修理を行うとは書かれていない。テスラ社はクルマを取り上げて返さないことも可能だし、何でも好きなようにできる」と答えている。一方、同社はそれを否定。また、「テスラ社のパーツを購入できないよう、私の名前がブラックリストに載せられている」というラットマン氏の話についても、事実ではないとしている。

果たしてどちらの言い分が正しいのかはわからないが、いずれにしてもテスラをサルベージタイトルで購入することはやめておいた方が良さそうだ。テスラ社のコメント全文を読みたい方はプレスリリース(英語)をどうぞ。



By Sebastian Blanco
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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