「オバマ」に「ピカチュウ」!? クルド人たちはあの車種をそう呼ぶ

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年11月13日 17時30分

「オバマ」に「ピカチュウ」!? クルド人たちはあの車種をそう呼ぶ


読者の皆さんは、愛車に名前をつけているだろうか? 米国では(そして日本でも)大抵、クルマのあだ名は個人的にそれぞれが付けるものだ。しかし、米『ウォールストリートジャーナル(WSJ)』紙によると、イラクのクルド自治区では、地域全体で共通のニックネームが存在するという。

どうやら英語を母語としない現地の人にとっては、発音しづらい名前のクルマがあるようだ。そのため別の名前をつけるのだが、多くの場合、有名人(あるいは少なくともクルド自治区で知られた人物)の名前からとられるという。例えば、クライスラー「300」のニックネームは"オバマ"だ。おそらくこれはオバマ米大統領が、上院議員時代に乗っていたことがその由来だろう。また、トヨタ「ランドクルーザー」は 一時期、"モニカ"と呼ばれていた。これはビル・クリントン元大統領との不倫スキャンダルで世界を騒がせたモニカ・ルインスキーから付けられたニックネームで(由来は不明)、現在では現地の女優の名をとって"Wanawsha"と呼ばれている。ちなみにWSJがモニカ本人にこの話を伝えたところ、「おもしろい。それなら 私は愛車のプリウスを"クルド人"と呼ぶわ」と冗談を飛ばしたとのこと。
トヨタ「カローラ」にもクルド人若手女優"Sabaw"の名がつけられているが、カローラの黄色いタクシーは"ピカチュウ"と呼ばれているようだ。起亜「Soul」はその角張った形から"Potin(アーミーブーツ)"、古いメルセデスEクラスは大小の丸いヘッドライトの形状から"Niew Dinar(1.5ディナール 注:ディナールは、以前中東で用いられていた通貨)"、BMW「3シリーズ」は角張ったヘッドライトから"Chowbro(眉毛)"と呼ばれている。中国グレートウォール・モーターのピックアップトラック、「Deer」はすばやく走り抜ける様子から"Shamal(風)"(同じ言葉を語源とするマセラティもありますね)"、4ドアの大型ピックアップトラックは、現地の体格のよい歌手の名から"Marzia"と呼ばれている。

これらのニックネームはクルド自治区では広く認知されているので、もしそこであなたが"オバマ"と呼ばずに"クライスラー"と言っても理解してもらえないだろう。誰が呼び始めたかを突き止めるのはほぼ不可能だが、流行したいくつかの名前については、命名者だと名乗り出る人も少なからずいることだろう。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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