ホンダ、新型ハイブリッド・セダン「グレイス」を発表!

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年12月2日 21時0分

ホンダ、新型ハイブリッド・セダン「グレイス」を発表!


ホンダは12月1日、新型ハイブリッド・セダン「グレイス」を発表した。何かと話題を集めた「フィット ハイブリッド」をベースに5ナンバー・サイズのコンパクトな4ドア・セダンとして仕立てられた新型車について、発表会場からリポートをお届けしよう。


「フィット」ベースのセダンといえば、初代の派生車種として販売されていた「フィット アリア」を思い出す人も多いだろう。しかし、3代目フィットのハイブリッドをベースに作られた新型4ドア・セダンには、「思いやり」という意味の「GRACE(グレイス)」という独立した名前が与えられた。フィット アリアが(その名前のように)フィットの後ろにトランクを付け足したようなスタイルだったのに対し、グレイスは現行型フィットよりホイールベースを70mm伸ばし、さらにルーフを50mm下げたことによって、よりセダンらしいプロポーションとなっている。全長4,440mm × 全高1,475mm(4WDは1,500mm)× 全幅1,695mmというサイズは、5ドア・ハッチバックのフィットより445mmも長い。荷室容量もフィット ハイブリッドの314リッターから430リッターに大きく拡がった(FF者の場合。床下スペース4リッターを含む)。




2,600mmとなったロングホイールベースに加え、後部座席が最大限後方に配置されたことから、足元スペースは「アコード ハイブリッド」に匹敵する広さになったとホンダは言う。シート自体もフィットとは異なり、クッションの厚みや固さ、背もたれの角度、「ショートパンツやスカートで乗ったとき、肌に触れる感触」にまで拘って開発したそうだ。さらに、一般的な小型車の場合はシート表皮をシートに「貼り付けて」作ることも多いそうだが、グレイスでは家庭用ソファと同じようにシート表皮を「被せて」作る手法を採用したという。そのため、座るとシート内部のクッションに対して表皮が身体に合わせてわずかに動く。これにより「柔らかいフィット感」が生まれるという。後部ドアの開口部も拡大し、乗降性もハッチバックより向上しているそうだ。

実際に乗り込んでみると、なるほど確かに足元は充分広く、座面も背もたれも当たりが柔らかい。クッションが特にソフトで身体が沈み込むというわけではないのだが、面が突っ張る感じがしない。シート生地も含め高級感とまでは言えないが、優しい座り心地だ。ルーフ高が低くなった分は背もたれを寝かせてヘッドスペースを稼いでいる。ただし、最近の背が高いハッチバック車の後部座席に慣れた人にとっては、視界の隅で傾斜するCピラーが目障りに感じるかも知れない。比較的タイトな空間にリラックスした姿勢で座るというのは、まさに"セダンらしさ"を感じる。ハッチバックとは明らかに違い、好みが分かれるところだろう。センターコンソールの背面には後部座席用のエアコン吹き出し口が備わる。2分割式可倒バックレストとトランクスルー機構も付いているので、長尺ものも積める。

Autoblog JP

トピックスRSS

ランキング