メルセデス会長、アウディとBMWのF1参戦を希望

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年12月6日 10時30分

メルセデス会長、アウディとBMWのF1参戦を希望


2014年F1世界選手権を席巻したメルセデス・ベンツ。全19戦中16戦でチーム優勝を飾り、11戦でワンツー・フィニッシュを決めた。シーズンを通して、2人のドライバーのどちらかが必ず表彰台に上っていた。そんな圧倒的な強さを見せつけた同社は、さらなるライバルを求めているようだ。
独スポーツメディア『Sport Bild』によると、独シュトゥットガルトで行われたファン感謝イベントでダイムラー取締役会会長のディーター・ツェッチェ博士が、メルセデスの強力なライバルであるアウディとBMWのF1参戦を希望したという。このドイツの3大メーカーで高級車市場における80%のシェアを占めており、博士によれば、F1世界選手権こそナンバーワンの座を懸けて勝負するにふさわしい場であるとのことだ。ちなみにこの3社は、2012年からドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)でしのぎを削っているが、今シーズンはシリーズ全10戦のうち6戦がドイツで開催されており、9戦がヨーロッパ内で行われている。

最近ではBMWが2006年にザウバーを買収してF1に復帰したが、2009年には撤退。アウディは、その前身となるアウトウニオンが第2次世界大戦前のグランプリレースで、かの有名な"シルバー・アロー"と呼ばれるマシンを走らせていたが、現代のF1レースには一度も参加していない。

とはいえ、アウディには最近になって、F1参戦を計画しているのではないかという噂が浮上。姉妹会社にあたるポルシェがル・マン24時間レースに復帰したことや、アラン・マクニッシュやトム・クリステンセンといった耐久レースのベテランドライバーが引退し、F1スクーデリア・フェラーリの元チーム代表ステファノ・ドメニカリ氏が加入したことなどから、憶測が飛んだ。ちなみにポルシェも、アウディとル・マンで競い合うことが決まる前はF1参戦を検討していたと言われている。

また、ツェッチェ氏は、メルセデスがその他の国際レースシリーズに参戦する可能性についても言及。1年を通して準備が必要なル・マン24時間レースは高い費用対効果が見込めないが、電気自動車によるフォーミュラE選手権は検討に値するとのこと。ちなみにアウディは現在のところ、フォーミュラEに参戦する「アウディ・スポーツ・アプト」チームを支援という形で関わっている。


By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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