スズキ、新型「アルト」を発表! 先代比60kgの軽量化で燃費37.0km/Lを達成

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年12月22日 21時0分

スズキ、新型「アルト」を発表! 先代比60kgの軽量化で燃費37.0km/Lを達成


スズキは12月22日、5年ぶりにフルモデルチェンジした軽自動車「アルト」を東京都内で発表した。


発表会で最初に登壇した鈴木 修 会長兼社長が「スズキ軽自動車の原点」という初代アルトは1979年5月に発売。ボディ・カラーを制限し、内装も簡素化、「なるべく所得の比較的少ない方でも乗っていただけるように」と、物品税が安いバンとして、47万円という低価格で販売された。それから数えて8代目となる新型アルトは、そんな「初代アルトに原点を戻して発売させていただく」と鈴木社長は仰る。




その心が目に見える形で端的に表れているのが、初代アルトを想わせるシンプルで直線的なエクステリア・デザインとフロント・マスクということになるだろう。すでに公開済みのデザインについては賛否両論、様々な感想が聞こえてきているが、スズキによればそれは「美味しいごはん」のような、"「美しい」普通"を目指したという。特に重視されたのがプロポーションだそうで、確かに凝縮された力強さを感じる真横から見た姿が、記者には最も魅力的に思えた。

「メガネをモチーフにした」という左右ヘッドライトとそれをつなぐ"フレーム"は、その名も「めがねガーニッシュ」という純正アクセサリーとしてボディ・カラーと同じ全8色が用意されている。車体色と合わせると全部で56通りの組み合わせが可能だそうだ。また、このヘッドライトは先代よりもコンパクトで軽いため、リア・バンパーに埋め込まれた横長のテールランプと合わせて、先代より3割も軽量化されたという。


車体全体による軽量化は、今回のモデルチェンジで最も注目すべき点だろう。超高張力鋼板と高張力鋼板の使用範囲を拡大した新開発プラットフォームをはじめ、新設計された足回り、樹脂化されたフロントフェンダー、小型化した空調ユニット、そのほかエンジンから内装に至るまで各部の改良により、新型のCVT仕様車と先代モデルの「アルト エコ」を比較すると、60kgも軽量化されたという。商用車「アルト バン」の5MT同士で比べたら、車両重量は690kgから610kgへ、80kgも軽くなっている。もっと言えば、先々代のバンと比べると100kgも軽い。これらの軽量化技術と新プラットフォームは、今後発売されるスズキの軽自動車に順次採用していく予定だ。



RA06A型658cc直列3気筒エンジンは、先代アルト エコや「ワゴンR」「ハスラー」などに搭載されているものから圧縮比を上げる(11.2から11.5へ)など、さらに高効率化を推し進めた。車両重量の大幅な軽量化もあり、お馴染み「エネチャージ」を搭載する前輪駆動のCVT車では、JC08モード燃費37.0km/Lというガソリン車No.1の低燃費を達成している。ついでに言うと0-100km/h加速は1.9秒も速くなっているそうだ。最高出力52ps/6,500rpm、最大トルク6.4kgm/4,000rpmというスペックは、従来型とほとんど変わらない(最高出力の発生回転数が500rpmほど高くなっている)。

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