【レポート】ポラリスのトライク「スリングショット」、コネチカット州でも認可されず

Autoblog JP(オートブログ) / 2014年12月24日 15時0分

【レポート】ポラリスのトライク「スリングショット」、コネチカット州でも認可されず



米ポラリス社の手がけたトライク(3輪車)の「スリングショット」が、コネチカット州の道路を走る乗り物として登録できないことが分かった。同州ではスリングショットはオートバイの定義に当てはまらないとすでに判断されていたが、ポラリス社は州のDMV(Department of Motor Vehicles:車両関係を扱う部局)に再度掛け合ったのだ。しかし、当局がこのトライクを検証した結果、オートバイの基準を満たしていないという従前の結論に至ったという。
地元紙『Republican-American』は、DMVの上級弁護士がポラリスに宛てて問題点を示した書簡の一部を掲載している。その書簡では、「当局で一致した意見は、この乗り物は外観が自動車に酷似しており、(ブレーキ、クラッチ、アクセル、ステアリングホイール、4気筒エンジン、シートベルト、シフトレバーなどの)装備と操縦に関し、オートバイというより自動車に近い」と指摘されている。さらに、スリングショットの運転席が部分的に囲いに覆われていることも、コネチカット州によるオートバイの定義に反しているという(日本版編集者注:ではどうして自動車として登録するようにしないのかというと、自動車としては安全基準を満たしていないので、やはり無理ということらしいです)。

ポラリス社が次に打つ手は、州議会に働きかけて、スリングショットの導入を認めてもらうことだ。先ほどの書簡には「同様の乗り物がコネチカット市場への参入を試みている」というくだりもあった。もしかすると同じ様にシートが囲われたトライクであるモーガン「スリーホイーラー」のことかも知れない。

オートバイの定義を変更することに関しては、なんとかなりそうな気配もある。「それは問題ないと考えている。我々にはバックアップしてくれる上下院議員がついている。少し時間はかかるかもしれないが、実現できるだろう」と、ポラリス販売店オーナーのデイモン・リビー氏は『Republican-American』に語っている。

コミュニティサイト『Slingshot Forums』に掲載されたプレスリリースによると、ポラリス社は全米でトライクの区分を取得するため、コネチカット、ハワイ、インディアナ、メリーランドの各州で手続きを進めているという。なお、テキサス州では、オートバイのシートはサドルタイプでなければならないということで、スリングショットの椅子タイプのシートがNGとされていたが、その問題は現在ほぼ解決されて、あとは登録の仕方を検討するのみというところまできているそうだ。

ポラリス スリングショットについては、7月に掲載した以下の記事をご参照いただきたい。
【ビデオ】価格は約200万円から! 米ポラリス社の新型3輪車「スリングショット」


By Chris Bruce
翻訳:日本映像翻訳アカデミー

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