【試乗記】びっしりと張り巡らされた「ムード」が頑なまでに統一された、ハーレーダビッドソン「ソフテイルスリムS」:今井優杏

Autoblog JP(オートブログ) / 2016年11月23日 5時0分

【試乗記】びっしりと張り巡らされた「ムード」が頑なまでに統一された、ハーレーダビッドソン「ソフテイルスリムS」:今井優杏


リターンライダーにとっての一つの夢、それが「いつかはハーレー!」って人も多いんじゃないかと思う。
でもその「いつか」を待っていたらなんだか体力も落ちて来ちゃって、若い頃みたいに体力でバイクをねじ伏せることに一抹の不安もあるし、なによりハーレーってなんつーの、オカネを掛け出したら底なし...ヘタしたらちょっとしたクルマでも買えるんじゃないの(涙)、的不安要素もあり、未だ手を出せていない人もいるんではないでしょうか。


そんな人に、このソフテイルスリムSをオススメしてみたいと思う。


2016年にデビューし、2017年にも継続してラインナップされる「ソフテイルスリムS」は、1.801ccという所有欲を存分に満たしてくれる大排気量を備え、さらにご覧の通り見た目もツルシで完璧にマッチョ。つまり青天井のカスタマイズに手を出さずとも、ディーラーから乗り出したそのままの姿でしっかりイバりの効くルックスを叶えている。


特に今回の試乗車となったカラー「オリーブゴールドデニム」は西海岸を彷彿とさせる軽やかなミリタリーグリーンをマットに仕上げ、タンク両サイドに☆まで乗っけてポップ&カジュアルな雰囲気を漂わせる。これなら女性が乗ってもステキ。意外にどんなファッションにもマッチしそうでもあって、ツーリングウエア選びも楽しくさせてくれそうだ。


それにしても1.800cc越えの排気量だ。しかもやっぱりどう考えたって、目の前にした「ソフテイルスリムS」はかなりデカい。「え、待って、ちょっと私こんなの乗れない」と、一瞬気持ちが怯んだが、実際に跨がってみると拍子抜けするくらいに扱いがラクだったのにまず驚いた。


なんてったってアメリカンバイクの利点であるところの、足着き性の抜群の良さ!これほどに巨大な体躯でも、ベタ足着けた両足を使って、跨がったまま取り回せてしまうのだもの!足着きの不安から来る立ちゴケの心配がないってだけで、有り難み倍層だ。
しかもその名に「スリムS」と冠するだけあって、両腿の間に挟んだバイクは意外なほどにスリム。身長162センチ、体重52キロ(取材当時)の私ですらもマタに持て余す感じなく、スッキリとシートに腰掛けていられる。

【ギャラリー】Harley-Davidson Softail Slim S (37枚)


ただし、両手足を投げ出すようなアメリカンなライポジだけはちょっと特徴的だ。
とはいえ、これも普段からバイクに慣れている人ならそこまで不安がる必要はない。私は自身のバイクキャリアの中でアメリカンタイプを所有してきていないのだけど、それでも一瞬で慣れたからきっと大丈夫だと思う。

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