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最先端テクノロジーで自分に合わせた「美」が手に入る “パーソナライズド・ビューティ”とは?

美容最新ニュース / 2017年11月30日 13時0分

資生堂は、一人ひとりに合わせた美を提供する“パーソナライズド・ビューティ”を実現するため、ビューティ領域における“パーソナライズ”について、長年研究を重ねてきた。昨今のデジタル技術の進化は、美容生活にも新たな変化をもたらしている。
さらに同社は、業界に先駆けてIoT(あらゆる物がインターネットを通じて繋がることによって実現する新たなサービス)技術への研究・投資を進めており、この度、“パーソナライズ”と“デジタル技術”の融合を実現した新製品も開発。
これら資生堂グループのデジタル技術を活用した“パーソナライズド・ビューティ”の取り組みや新製品の発表会の模様を紹介する。

化粧業界におけるパーソナライズの需要の高まり生活者の化粧品ニーズやトレンドについてリサーチ・分析されている、口コミサイト@cosmeの運営会社、株式会社アイスタイルのリサーチプランナーである原田彩子氏の講演が行われ、ここ数年化粧業界に起きている変化を発表。
WebサイトやSNS、その他のチャネルの多様化で情報過多の社会になり、それゆえ選択肢が広がり過ぎてしまい、何を選んでいいのかわからないという人が増加。一方で「パーソナルカラー」「肌診断」のワード検索の出現率が上がっており、自分にぴったりの商品を選びたいというニーズの高まりもあるという。
こうした客観的な診断は高い使用効果と自分にあった化粧品を選び出すことができ、あまたある情報に左右されないと生活者も感じていることが判明した。

資生堂が考えるパーソナライズとイノベーションの未来こうしたパーソナライズの需要の高まりを受け、個々人が目指し、理想とする美を提供していく“パーソナライズド・ビューティ”を掲げていくことを資生堂ジャパン株式会社の杉山社長が発表。そのパーソナライズには資生堂の最先端テクノロジーを使用し、世界を見据えた取り組みをしていくことが示された。日本人の細やかな感性のデータの蓄積などにより、長年にわたり培われ続けている開発技術を誇る資生堂の研究所では今、IoTの開発が進んでいる。眼球の虹彩の色をスマートフォンのカメラで撮影し、そこから自分に適したアイシャドウを選ぶことができるなど、実際にリリースされているものも多い。
肌の状態や理想の肌をセンシングし、それをWebサイトやアプリなどを用いカスタマイズすることによってパーソナライズを実現。これをよりスピードを持ってお客様にお届けすることを今後の目標とした。

資生堂のIoT技術を結集したパーソナライズスキンケアシステム「Optune」発表会では資生堂の最先端の皮ふ科学研究や美容技術の知見に、デジタルテクノロジーを掛け合わせることで、スキンケアのパーソナライズを実現する、新しいスキンケアシステム「Optune(オプチューン)」も披露された。「Optune」は専用アプリによる肌測定と、気候・気分・コンディションなどのデータを分析し、独自のアルゴリズムで導かれたスキンケアパターンのデータを専用マシンに送信。マシンがその時どきの状態に適したセラム(美容液)とモイスチャライザー(乳液)を抽出・提供してくれるというもの。一人ひとり、その時どきの肌環境に合わせて変わる“パーソナライズスキンケアシステム”が肌本来のベストな状態を引き出し、すこやかで潤いに満ちた肌に整えてくれる。
この「Optune」、来春にも資生堂の総合美容サイト「ワタシプラス」でβ版のテスト販売を予定している。

今までに体験したことのないスキンケアに驚くばかり。今後、より生活動線に入り込んだテクノロジーの開発の展開を予定しているという。私たちの美の常識を超え、驚くべき進化を遂げている資生堂のIoTをベースとしたイノベーションにこれからも期待したい。

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