食べる時間で変わる肥満・老化「時間栄養学」入門
美容最新ニュース / 2021年8月25日 10時45分
日本時間栄養学会会長による新刊8月19日、食事と体内時計に着目した時間栄養学をわかりやすく解説している新刊『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病』が講談社からブルーバックスとして発売された。
著者は早稲田大学先進理工学研究科電気・情報生命専攻薬理学研究室教授で、日本時間栄養学会会長の柴田重信氏。新書判で264ページ、定価は1,100円である。
ノーベル賞で注目された時計遺伝子のメカニズムずっとジムに通い続けているのに痩せない。カロリー制限を続けているのに体重が減らない。よくある悩みではあるが、実は食べる、運動する、休むといった身体活動による体の変化は、時間によって差があることがわかっている。
2017年のノーベル生理学・医学賞では、体内時計のメカニズムを発見したアメリカの3人の研究者が受賞し、体内時計を司る時計遺伝子が注目された。
時間栄養学で食べる時刻を変える同じ人が同じものを食べたとしても、どの時間に食べたかによって、太りやすくも痩せやすくもなり、老化しやすさも変化することになる。体内時計にもいくつかの種類があり、さらに時計遺伝子も次々に発見され、今も研究は続いている。
新刊では体内時計とはどういうものかについてや、時間栄養学について解説し、食物繊維を摂るタイミングと血糖値、腸内細菌の関係、間食は摂ったほうが体にいいのか、体も変わるという時間調理学、胎児から高齢者までのライフステージ別の体内時計などを解説する。
(画像はAmazon.co.jpより)
【参考】
※『食べる時間でこんなに変わる 時間栄養学入門 体内時計が左右する肥満、老化、生活習慣病』(柴田 重信):ブルーバックス - 講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000353135
この記事に関連するニュース
-
最先端の食事術「時間栄養学」のポッドキャストがUJA論文賞を受賞!
@Press / 2024年7月18日 8時0分
-
神戸大など、同じ運動量でも痩せやすい人・痩せにくい人がいる理由を解明
マイナビニュース / 2024年7月16日 6時40分
-
むくみや冷え性、シミ、シワ…毛細血管のゴースト化が原因? 老化で減少している毛細血管を元気にする3つの食品
集英社オンライン / 2024年7月15日 10時0分
-
夜遅い時間の食事、空腹じゃなくても朝食は必須…「おならが増える人」の特徴と対策の特徴と対策
ananweb / 2024年7月13日 19時50分
-
断食ダイエットはむしろ「ポッコリお腹」になる…「スラっとした中高年」になるための最強習慣4つ【2023編集部セレクション】
プレジデントオンライン / 2024年7月1日 17時15分
ランキング
-
1大谷翔平&真美子さんのレッドカーペット中継に… 人気アイドルが「思いっきり映ってる」と話題
Sirabee / 2024年7月18日 15時40分
-
2がんや早死にのリスクを高めるだけ…和田秀樹が「女性は絶対に飲んではいけない」と話す危険な薬の名前
プレジデントオンライン / 2024年7月19日 10時15分
-
3義母と元夫は減塩生活中!? 嫁に去られた親子の今…【お義母さん! 味が濃すぎです Vol.48】
Woman.excite / 2024年7月15日 21時0分
-
4Q. スイカの皮は食べられますか? 【管理栄養士が回答】
オールアバウト / 2024年7月18日 20時45分
-
5「持ち運び用の最適解...」無印の"990円"充電器、価格以上の優秀さだった。
東京バーゲンマニア / 2024年7月18日 20時8分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください