肥満防止には「早食い」をやめる!3年間の縦断的研究で実証
美容最新ニュース / 2014年9月30日 8時0分
(画像はプレスリリースより)
岡山大学が縦断的研究で明らかに2014年9月25日、岡山大学の研究グループは、早食いの習慣と肥満の関係について3年間の縦断研究で明らかにしました。
早食いの習慣があるとない人に比べて肥満になる可能性が4.4倍になることが分かりました。
「油っこいものを好んで食べること」や「満腹まで食べること」よりも、「早食い」が肥満のリスクをあげることも判明しています。
今まで、肥満と肥満でない人を比べて早食いの習慣があるかの聞き取り調査をして、早食いと肥満の関係を比べた研究はたくさんありました(このような調査を横断研究と呼びます)。
今回の研究は、早食いの習慣がある人とない人を3年間追跡することにより、肥満になるかどうかを検討したものです(このような調査を縦断研究と呼びます)。
横断研究は「早食い」が肥満の原因になる可能性を示すものですが、縦断研究は「早食い」の人が肥満になる可能性を実際に確かめたものです。横断研究ではその他の習慣と「早食い」の肥満になる可能性の高さ(リスク比)を比較することができます。
咀嚼法咀嚼法は肥満治療における行動療法の一つです。ものを食べるときには20~30回以上噛んでから飲み込むことです。
咀嚼法は、だ液による消化を促進する、食べ過ぎを防ぐなどから肥満の行動療法として有用です。
今回の研究から咀嚼法を習慣とすることで肥満を防ぐことが明らかになりました。
【参考】
・岡山大学 プレスリリース
http://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/soumu-pdf/press26
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【岡山大学】医療系学生におけるHPVワクチンの接種率・施策の認知率などを調査~性別・学年・専攻による違いと、接種・忌避の理由が明らかに~
PR TIMES / 2024年12月16日 11時15分
-
【岡山大学】乳児期のケガは小学校入学前までのケガの再発につながる!~家庭内での事故予防の再確認を~
PR TIMES / 2024年12月7日 13時45分
-
「乳がんになりやすい人」の共通点【医師が解説】
オールアバウト / 2024年12月6日 20時45分
-
乳児期にけがをした子ども 就学前に再びけがするリスクが高くなる 岡山大が分析
KSB瀬戸内海放送 / 2024年12月6日 16時22分
-
【岡山大学】世界初! ガムを噛むトレーニングが食道がん術後の誤嚥、発熱予防に有用であることを発見
PR TIMES / 2024年12月2日 9時45分
ランキング
-
1トイレへの行き方も、最愛の人の死も忘れてしまったが…治療のために脳の一部を切除した男性の数奇な人生
プレジデントオンライン / 2024年12月23日 9時15分
-
2葬送業界に激震、中国資本傘下の火葬企業が「葬儀事業」参入 暗黙ルール破り「利益偏重」 「侵食」~火葬(下)
産経ニュース / 2024年12月23日 8時0分
-
3【話題】実は多い…外出先の洋式トイレに「座れない」人たち SNS「神経質すぎ」相次ぐも「消毒しても無理」な人も
オトナンサー / 2024年12月22日 22時10分
-
4日本ユーザーからヒント「Google Pixel」の新機能 12月の「ソフトウェアアップデート」で追加
東洋経済オンライン / 2024年12月23日 8時30分
-
5「海に眠るダイヤ」2018年を描く"最大の謎"の真相 現代編の設定が、なぜ「2024年」ではないのか
東洋経済オンライン / 2024年12月22日 14時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください