1日1個のリンゴで肥満とサヨウナラ
美容最新ニュース / 2014年10月3日 8時0分
リンゴの効果2014年9月29日、ワシントン州立大学の研究者はリンゴに含まれる非消化性化合物が肥満に伴う障害の予防に有益であると発表しました。
この研究内容は、Food Chemistry誌の10月号に掲載されています。
この研究は、リンゴの非消化性化合物が肥満のマウスの腸内細菌叢が通常マウスの腸内細菌叢に改善することを示しました。
研究内容リンゴは食物繊維やポリフェノールといった非消化性化合物を豊富に含んでおり、カロリーも少ないことから、腸内での善玉菌の成長を助けます。
口での咀嚼、胃液や消化酵素によっても、非消化性化合物はそのままの形で腸に届きます。いったん腸に届くと、非消化性化合物は腸内の細菌によって発酵します。その発酵物は善玉菌の成長に有利に働きます。
肥満マウスに非消化性物質を与えると、糞中の細菌は痩せたマウスと同じようになりました。
研究の意義肥満の人々では腸内細菌叢のバランスは乱れています。そのため、軽度ですが、慢性の炎症と行った障害が肥満の人々に起こっています。これは将来の糖尿病になる危険性をあげてしまいます。
リンゴを摂取することにより、腸内で善玉菌が増え、腸内細菌叢のバランスが良くなることが分かりました。このことは、肥満の予防に繋がることを示唆しています。つまり、普段の食事にリンゴを追加するということです。
決してリンゴだけを食べていればいいというものではありません。
今回の研究ではGranny Smithというリンゴの品種が使われました。事前に検討した結果、Granny SmithはBraeburn、 ふじ、Gala、Golden Delicious、McIntosh あるいは Red Deliciousといった品種よりも非消化性化合物が豊富に含まれていたからです。
【参考】
・ワシントン州立大学 プレスリリース
https://news.wsu.edu/2014/09/29/
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
腸内細菌由来の遺伝子を用いた疾患リスク評価法を開発
Digital PR Platform / 2025年1月15日 15時20分
-
2500年前の「薬用粘土」が腸内環境を改善する可能性【最新研究】
ニューズウィーク日本版 / 2025年1月12日 8時40分
-
【共同研究】信州大学×東洋ライス 米糠摂取により腸内の有用菌の増加や腸内細菌の多様性が高まることについて、動物実験で証明
PR TIMES / 2025年1月8日 13時45分
-
脱・正月太り…健康な大腸内で作り出される「天然の痩せ薬」の正体【医師が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月3日 14時0分
-
年明けスタートダッシュを決める胃腸を整える食材と食べ方…七草粥は理想的【正月は体に悪い】#5
日刊ゲンダイDIGITAL / 2025年1月3日 9時26分
ランキング
-
1認知症リスクは3倍、寿命は10年縮まる…「悪口を言う人」に最低最悪の人生が待っている科学的理由
プレジデントオンライン / 2025年1月22日 16時15分
-
2サイゼリヤには“ない”けど、ガストには“ある”ものとは。吉野家、ココイチをも凌駕…ガストが“使える店”に進化を遂げていた
日刊SPA! / 2025年1月21日 15時53分
-
3優先席に荷物を置いて大騒ぎする“中国人観光客”。注意した高校生に5人がかりで罵声を浴びせ…助けに入った“意外な人物”
日刊SPA! / 2025年1月22日 8時51分
-
4ダイソーの茶わん蒸し器が買い。レンジで簡単、プルンプルンで感動です:1月に読みたい記事
女子SPA! / 2025年1月22日 8時44分
-
5「エンジンブレーキは迷惑行為!」で物議を呼んだ「エンブレ問題」って何!? そもそもなぜ「エンジンブレーキ」は存在し、どう使うべきなのか?
くるまのニュース / 2025年1月22日 16時40分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください