1回の装着で5年間効果が持続する月経困難症の医療用医薬品
美容最新ニュース / 2014年11月22日 13時0分
バイエル薬品のミレーナ(R)52mg2014年11月18日、バイエル薬品工業は、「ミレーナ(R)52mg」(レボノルゲストレル放出子宮放出システム)が、11月18日付けで月経困難症の効能・効果の追加の承認を厚生労働省から取得したことを発表した。
子宮内に挿入する器具である子宮内避妊用具(intrauteric device:IUD)に薬剤を放出する部位を付加した製剤で、一度装着すると、5年間持続する。この間、妊娠することはできないが、IUDを子宮内から抜去することにより、妊孕性(にんようせい:妊娠のしやすさ)は復活する。
成分は黄体ホルモン(レボノルゲストレル)で、主に子宮内膜に作用して、避妊効果に加えて、子宮内膜の増殖を抑えることから、月経血量を減少させ、月経痛などの症状を軽減する。
2014年9月に過多月経を効能・効果として薬価収載されている。今回新たに取得した月経困難症でも保険は適用される。
避妊を目的として使用する場合には保険適用とはならない。
製品概要一般名はレボノルゲストレル、製品名はミレーナ(R)52mg、効能・効果は避妊、過多月経、月経困難症。用法・用量は本剤1個を子宮腔内に装着する。
副作用ミレーナ(R)の添付文書には以下のように記載されている。
使用成績調査において、563例中315例(56.0%)に副作用が認められた。主な副作用は、月経異常(過長月経、月経周期異常、月経中間期出血、過多月経等)272例(48.3%)、腹痛35例(6.2%)、本剤の脱出35例(6.2%)等であった。(添付文書より)
(画像はプレスリリースより)
【参考】
・バイエル薬品プレスリリース
http://byl.bayer.co.jp/html/press_release/2014/news
・ミレーナ(R)添付文書
http://www.bayer-hv.jp/hv/files/pdf.php/141119
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