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食前の野菜ジュースが食後の血糖値上昇を抑えることをヒトで証明

美容最新ニュース / 2015年1月14日 8時0分

カゴメと城西大学の共同研究2015年1月8日、カゴメは城西大学との共同研究で、野菜ジュースが食事による血糖値上昇に対して好影響を与えることをヒト試験で確認し、第18回日本病態栄養学会(京都:2015年1月10~11日)で発表した。

食後高血糖食事を取ると、糖が吸収され、血中に放出さえることから、血糖値が上昇することは自然現象である。

しかし、食後の血糖値が急上昇することは糖尿病やメタボリックシンドロームの原因であることが近年解明されつつある。

糖尿病の診断および治療の目安としてはHbA1cを用いることは糖尿病の治療ガイドラインで定められている。

しかし、一部の患者ではHbA1cが目標値まで下がっているにもかかわらず、合併症が発症する人が存在する。その原因が食後高血糖であるとする研究者もいる。

そのため食事後の血糖値の最大値と食事開始前の血糖値の差であるΔCmaxも指標の一つになる可能性がある。

今回の研究健康な大学生8名に【1】野菜ジュース200mLを白米106g摂取前に摂取(15分前、30分前、60分前)、【2】野菜ジュース200mLを白米106gと同時に摂取、【3】白米150gのみを摂取して血糖値の変化をそれぞれ測定。(8名が5回の試験)

その結果、野菜ジュースを白米摂取前に飲むとΔCmaxが抑えられることが判明した。30分前に野菜ジュースを飲んだ場合、最もΔCmaxが低かった。

また、野菜ジュースを食事中に飲んだ場合は、食後の血糖値が速やかに低下することが判明。

(画像はプレスリリースより)


【参考】
・カゴメ プレスリリース
http://www.kagome.co.jp/company/news/2015/01/002108.html

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