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縄文人の遺伝子を受け継いでいる人はシミのリスクが高い?

美容最新ニュース / 2015年3月14日 8時15分

メラニン産生に関与する遺伝子に差 ポーラ化成工業、国立科学博物館と山梨大学の共同研究で、縄文人のメラニン産生に関与する遺伝子はシミができやすいということが判明した。

この研究成果はHuman Genome Meeting(マレーシア:2015年3月14日~17日)で発表予定。

研究内容研究者はシミに関する遺伝子と日本人のルールについて研究を行った。

メラニン生成に関与するMelanocortin-1 receptorの遺伝子にシミができやすい「シミ型」とそうでない「通常型」が存在することが過去の研究で分かっていた。

縄文人のMelanocortin-1 receptorの遺伝子は「シミ型」であることが判明。現代日本人では縄文人の遺伝背景が強くなるにつれて「シミ型」遺伝子を有する比率が大きくなっていた。

縄文人と弥生人縄文人と弥生人は異なる起源を持っており、別々に日本に入ってきて、現在の日本人になっているといわれている。

日本人は縄文人の遺伝子を受け継いでいる。その比率は人により異なっている。骨格と身体の特徴から、どの程度縄文人の遺伝子を受け継いでいるかを示す縄文スコアが計算できる。

シミのリスクには加齢があることはよく知られている。年齢と縄文スコアを用いて、個人のシミのできやすさを予測するモデル式を作成したところ、縄文スコアが最も高いレベルと低いレベルのシミリスクの差は年齢に換算すると18.7歳であった。

今後の展開今回の研究対象になったのは、現代人244例、縄文人5例である。

今後は、時代や地域の異なるサンプルを追加して、さらに検討する予定。最終的には新たな肌分析の開発を目指すとのこと。

(画像はプレスリリースより)


▼外部リンク

ポーラ・オルビスホールディングス プレスリリース
http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20150309.pdf

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