東出昌大さんの不倫騒動、その代償は? 杏さんに「慰謝料●億円」とならない理由

弁護士ドットコムニュース / 2020年1月24日 11時8分

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俳優の東出昌大さんと、若手女優の唐田えりかさんの不倫が「文春オンライン」で1月22日に報じられ、双方が不倫の事実を認め、謝罪したものの、東出さんのCM打ち切りが決まるなど影響が広がっている。

東出さんは女優の杏さんと2015年に結婚し、3児をもうけた。夫婦ともども公の場で家庭の話を披露し、芸能界きっての若手おしどり夫婦として知られた。育児にも積極的な「イクメン」のイメージを築き上げてきた東出さんが若手女優と不倫していた事実は、世間に大きな衝撃を与えている。

●「極刑」ボロカスに叩かれる東出さんと唐田さん

2人は2018年公開の映画「寝ても覚めても」で共演したことをきっかけに知り合い、男女関係に発展したという。当時、唐田さんは19歳だった。杏さんは2017年11月に第3子を出産しており、妻の妊娠中に不貞行為をしていた疑いがもたれており、ネットでは「唐田、東出は極刑に処す」などの罵詈雑言にあふれている。

東出さんをCMに起用したスポンサー各社も打ち切りなど対応を始めている。ドラマやCMなどに引っ張りだこの東出さんだけに、損害賠償の支払いなど今後の影響は大きそうだ。

●別居・離婚などの事情が慰謝料額に影響

2人の不倫は、杏さんとの間でも法的な問題にも発展するだろう。

その1つ、慰謝料請求について考えてみたい。結論から言えば、東出さんが杏さんに「慰謝料●億円」を支払うことにはならず、売れっ子である東出さんの年収を考えると、意外にも金額は少なくなりそうだ。

既婚者が配偶者以外と肉体関係を持つことを「不貞行為」と言う。その場合、不貞された配偶者は、当事者2人に慰謝料請求をすることができる。話し合いで終われば、その金額は、当事者間の合意で決められるため、特段の決まりはない。話し合いが決裂した場合には、裁判所で協議することになる。

裁判所が決める不倫の慰謝料はケースバイケースであるが、一定の傾向はある。不倫が原因で離婚したケースは金額が高くなりやすく、離婚まで至らないケースでは金額が低くなりやすいとされている。

個別の事例によって異なるものの、おおよその相場としては、離婚しない場合で「50万円〜100万円」、離婚した場合で「200万円〜300万円」くらいの慰謝料だとされる。

●不倫の慰謝料は二人で負担しなければならない

慰謝料は(元)配偶者と不倫相手が連帯して支払うものだ。

仮に、杏さんが唐田さんに対してのみ慰謝料請求をして認められた場合、唐田さんは杏さんに慰謝料を支払うことになるが、東出さんは杏さんから慰謝料請求されなかったからといって、何の支払いもしなくていいことにはならない。

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