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不倫相手は「マスク着用」で顔見えず…コロナの新しい生活様式で「不倫調査」に激震

弁護士ドットコムニュース / 2021年2月12日 10時40分

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わたしたちの生活を大きく変えた新型コロナウイルスですが、不倫カップルはこの最中も変わらず逢瀬を重ねているようです。弁護士ドットコムには、不倫を繰り返す夫に苦慮する妻からの相談がありました。

夫は同じ女性との不倫を2回も繰り返しており、現在別居して3年ほどが経ちます。夫はこれまで妻に計300万円もの慰謝料を支払いましたが、それでも懲りないのか関係を切っていない様子です。

女性が探偵に依頼した結果、夫の家に時おり宿泊する女性がいることが分かりました。しかし、帽子にマスク姿のため、肝心の写真に不倫相手の顔が全く映っていないというのです。

その後も探偵は何日か張り込みしましたが、「このご時世で常にマスクはしているし、いつも帽子も被っていて顔を写す事ができない」と言われてしまいました。

不倫の証拠にするためには、どのような写真である必要があるのでしょうか。光安理絵弁護士に聞いた。

●証拠で多いのはLINEのやり取り

——光安弁護士が担当した事案では、不倫の証拠としてどのようなものを提出したことがありますか

ここ数年多いのはLINEのやり取りの画面画像やテキストデータです。単なる雑談のLINEではなくて、肉体関係を持ったと推認させる会話が入っていることが必要です。探偵の調査報告書を出すことももちろんあります。

そのほか、個々の証拠としての力は弱いですが、避妊具の袋がゴミ箱に捨てられていた様子の写真や、ホテルに2名で宿泊している領収書そのもの、あるいはその領収書の画像を出すこともあります。

●顔写真は?

——相談者は家に入る女性の写真を撮りたいようです。顔がはっきり写っていないと、証拠として認められないのでしょうか。

相談者が、誰に対して、不貞の慰謝料請求をするのかによります。

相手女性に対し慰謝料請求したいのであれば、まさに相手女性が夫の家に宿泊している、ということを証明しなければなりません。よって、相手女性の顔が写っている必要があります。顔が写っていないとこれまで不貞していた相手と同じ相手なのか、違う相手なのかも分かりません。

一方で、夫に対して慰謝料請求をしたい、離婚請求をしたい、ということであれば、相手女性が誰であれ、夫が不貞をしている、ということが証明できればよいので、相手女性の顔が写っていなくとも構いません。

もちろん、写っていれば、同じ相手と長期間不貞関係を継続していることが証明されますし、違う相手だとすれば、夫が別の相手とも不貞関係を持っていることが証明されますので、事実がより正確に分かります。

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