「家族にありがとうと言いたい」 遠隔操作事件・片山被告人が保釈会見(全文・後半)

弁護士ドットコムニュース / 2014年3月6日 3時2分

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1年以上にわたる勾留を解かれ、保釈されたパソコン遠隔操作事件の片山祐輔被告人が3月5日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見を開いた。約30分間の会見の最後、片山被告人は「家族に対して、信じてくれてありがとうと言いたい」と、家族への感謝の言葉を口にした。

●「犯人に仕立て上げられた」

――今後、ご自身でパソコンのデータなどを解析していって、無罪を取る自信はおありですか?

片山: もちろん、それ以外のことは考えていません。

――真犯人については、想像するしかないと思うんですが、片山さんと面識のある人物の可能性っていうのはあると思いますか?

片山: うーん。ないのではないかなと。

――まったく知らないということですか?

片山: おそらくそうです。

――それは?

片山: 私が想像しているのは、たぶんiesys.exeではないウイルスを何十人にもばらまいていて、その何十人のパソコンをくまなく調べていたところ、たまたま前科のある私を犯人が見い出した。「じゃあ、こいつをスケープゴートにしよう」ということで、犯人に仕立て上げられていったのではないかと、私は推測しています。

――単純な疑問として、江ノ島と雲取山に行かれていると思うんですが、その辺はどのようにご説明されるんでしょうか?

片山: まあ、ただ普通に行っただけなんです。冒頭陳述でも言ったのですが、どちらについても、行く何日も前から、雲取山については1カ月以上前から、ネットで下調べしてルートを調べたりしていたので、犯人が私の画面を監視していたりすれば、当然私がそこに行こうとしていることを掴むことは可能だったと思います。

――初公判のとき、ご自身で1時間、冒頭陳述をされていましたが、あれはなぜ自分でやろうと思ったのですか?

片山: 弁護人のすすめで。

――ぜひ、やりたかった?

片山: たしかに言われてみれば、自分で言いたいこともいくらでもありましたし、今になってみてもやって良かったなと思っています。前例のないことだと弁護人から説明はされていて……。

佐藤博史弁護士: 相当、努力してくれたんですね。テーマを与えて、少しずつ、少しずつ作っていって、面会をして最終的に仕上げたということだったんですけど。それは彼にとっても、すごく良い経験だったと。

片山: そうですね。

――これから公判をやっていくわけですが、片山さんがこれまで公判前などを通じて、検察の証拠などをみて、もし自分が犯人だったら絶対これはないな、これは決定的に間違っているというように、なにか言えるようなものが、もしあったら教えてください。

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