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不倫隠して離婚後、相手女性が「やっぱり元夫にバラして慰謝料請求させる」 支払わないとダメ?

弁護士ドットコムニュース / 2021年7月17日 8時58分

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不倫は関係が終わった後も、ドロドロが続くことがあるようです。不倫関係にあった女性から「元夫に慰謝料請求させる」と言われて困っている男性が、弁護士ドットコムに質問を寄せました。

相談者とその女性は、かつてW不倫をしていました。女性は夫に不倫がバレ、離婚することになりました。その際、女性は「不貞行為はなかった」と主張し、さらに元夫も証拠を示せなかったことから、慰謝料の請求はしないと取り決めて離婚したそうです。

子どもの親権は元夫にあり、女性は子どもの養育費を月2万円支払っています。

2人は元夫にバレたことから、別れることになりました。男性は「こんな関係は良くなかった」とお互いに納得した上で不倫関係を終わらせたつもりだったといいます。

しかし、女性は離婚した後に「あなたは経済的な負担はなかったのに、私だけ子どもの養育費を支払い続けなきゃいけない」、「不公平だから、元夫に言ってあなたにだけ慰謝料を請求してもらう」と不満を訴えるようになりました。

今もLINEの文面、通話記録などで不貞行為の証拠は残っています。それを女性が元夫に打ち明けたら、男性は慰謝料を請求されてしまうのでしょうか。小田紗織弁護士に聞きました。

●あとから不貞行為が発覚したら…?

——離婚協議書に「慰謝料を請求しない」と記載しても、その後不貞行為が発覚した場合、慰謝料を請求されるのでしょうか。

これは、法的には難しい問題点がいくつかあります。なるべく分かりやすく説明するように心がけますが、ちょっと小難しくなってしまうことご容赦ください。

まず、元夫と女性が作った離婚協議書のうち、男性に慰謝料を請求しない、という部分が、離婚協議の当事者ではない男性との関係でどういう効力があるという問題です。

この、男性に慰謝料請求をしないという部分は、「第三者のための契約」です。「第三者」である男性は、「受益の意思表示」を元夫に示せば、「債務免除」の利益を受けることができます。元夫に「男性に慰謝料請求をしない」という部分の恩恵を受ける意思を示せば、男性は債務を免れるのです。

ただし、元夫が「不貞関係はない」と誤解して、男性に慰謝料を請求しないという合意をしてしまった場合、そもそもその合意は有効なのか、という問題があります。

——確かに不貞関係があったことを秘密にしたまま慰謝料請求しないと合意しているので、騙しているようにも思えます。過去の同じようなトラブルでは、どのように判断されたのでしょうか。

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