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21年待ち「コロッケ」忘れた頃に届いたら? お店は「キャンセル料いただきません」

弁護士ドットコムニュース / 2021年8月1日 8時15分

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「みんなが思ってる以上の熱量でずっとコロッケを待ってる女」。投稿者の過去のツイートを集めた画像とともにつぶやかれた内容が、3万1000件以上リツイートされるなどツイッターで話題となっています。

女性は2013年9月に「7年半待ちのコロッケ注文した」とツイート。その後1~2年の間隔でコロッケのことをつぶやいており、その間には複数回の転居や結婚という大きな人生のイベントもあったようです。

しかし、注文からおよそ7年半以上経過した2021年5月には「本来届いているはずの私のコロッケはジャガイモの不作によって発送が遅れててまだ届いていない」と投稿。想い続けているコロッケをいまだ食べられていないことが、冒頭のツイートにつながったようです。

●幻のコロッケは「作れば作るほど赤字」

ツイートした女性が一日千秋の思いで待っているコロッケとは、神戸牛を専門にあつかう名産神戸肉旭屋の「神戸ビーフコロッケ『極み』」(極みコロッケ)です。

極みコロッケは、最高級の神戸牛である「A5等級の3歳雌牛のみ」の肉と、牛ふんとオガクズを肥料にして兵庫県の契約農家が栽培したジャガイモを使っており、2021年7月時点では「5個入り2700円(税込)」でネット注文限定で販売しています。

同社の担当者によると、「多くの人に神戸牛を買い求めやすい価格で食べてもらい、その味を知ってほしい」と、ネット販売がまだ目新しかった1999年から販売を開始。当初は1週間に200個を製造するペースでしたが、ネット販売の利用者増加や口コミなどで、徐々に人気となっていきました。

その後、製造数を1日200個に増やしましたが、注文の多さには追いついていない状況で、2021年7月の時点ではなんと「約21年待ち」となっています。

「よく『製造数をもっと増やせないのか』と言われますが、このコロッケは作れば作るほど赤字なんです。神戸牛を『食べてもらいたい』『知ってほしい』という当初のコンセプトで続けていますが、『1個で100円以上会社が損する』商品です。これ以上の赤字を増やすのは厳しいというのが現状です」(担当者)

「約21年待ち」という状況ですが、今はまだ予約可能です。どこまで予約を取り続けるのかはまだ決めていないそうです。

「13~14年待ちになった2016年に『これ以上はお待たせできない』として一度予約の受け付けを止めましたが、『いくら待っても構わないので販売を再開してほしい』という声に押され、2019年8月に再び予約注文を受けるようになったという経緯があります。

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