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「名前が変わることを嬉しく思って」 選択的夫婦別姓「6割超」賛成でも根強い反発

弁護士ドットコムニュース / 2021年10月5日 11時16分

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岸田文雄・新首相の誕生へとつながった9月の自民党総裁選では、論点の一つとして選択的夫婦別姓制度が取り上げられるなど、制度に対する関心は高まりつつあります。

今年6月、​​最高裁は夫婦別姓を認めない民法や戸籍法の規定は憲法に違反しないという判断を示したほか、ほかの夫婦別姓を求める訴えについても相次いで退けています。

弁護士ドットコムが一般会員1524名を対象に選択的夫婦別姓制度に関する意識調査を行ったところ、選択的夫婦別姓制度の導入については、「賛成」が約4割、「どちらかといえば賛成」が約2割となり、あわせると6割以上が制度に賛成していることがわかりました。

自由回答には、賛成する人たちからの「反対する合理的理由がない」という声が並ぶ一方で、「名前が変わることをうれしく思ってほしい」(30代男性)、「別姓が嫌で結婚しないなら、その程度の愛」(50代男性)といった根強い反発の声も集まりました。

●「賛成」「どちらかといえば賛成」が全体の63.3%

調査は今年8月、弁護士ドットコム一般会員を対象にウェブアンケートを実施し、1,524名(男性887名、女性629名、性別不明8名)から回答が得られました。

選択的夫婦別姓制度の導入については、「賛成」が44.2%。「どちらかといえば賛成」(19.1%)とあわせると、63.3%が賛成していることがわかりました。

一方で、「反対」は11.4%、「どちらかといえば反対」(9.4%)とあわせると、20.8%の人が反対しています。

回答には、男女差もみられました。

「賛成」(男性:35.4%、女性:56.4%)と「どちらかといえば賛成」(男性:19.6%、女性:18.4%)をあわせると、女性は74.8%に達しますが、男性は55.0%でした。

また「反対」(男性:15.7%、女性:5.2%)と「どちらかといえば反対」(男性:12.6%、女性:5.1%)は、あわせて男性は28.3%、女性10.3%となりました。「賛成」の割合が高かったのは、30代女性(61.7%)、20代男性(44.9%)でした。

改姓することの多い女性のほうが姓を変えるデメリットを想像しやすいため、女性に「賛成」の割合が高く、男性は当事者性に乏しいことや別姓による弊害を感じているため、反対の割合が女性に比べて高いのかもしれません。

●夫婦の姓、最善と思われる制度は?

夫婦の姓で最善と思われる制度をたずねた質問では、最多の回答は「選択的夫婦別姓」(46.9%)で、続いて「結婚前の旧姓使用を『通称』として法的に認める」(20.9%)、「現状の制度(夫婦同姓)」(16.3%)となりました。

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