小保方さん「STAP細胞の作製に成功した第三者は公表できない」(補充説明全文)

弁護士ドットコムニュース / 2014年4月14日 17時21分

写真

関連画像

STAP細胞の論文をめぐる問題で、理化学研究所(理研)の小保方晴子ユニットリーダーは4月14日、代理人の弁護士を通じて、「4月9日に開かれた記者会見に関する補充説明」と題する文書を公表した。

小保方リーダーは4月8日、「研究不正があった」と判断した理研に不服申立てをおこない、翌9日に釈明の記者会見を開いた。その記者会見では、小保方リーダーから「STAP細胞は200回以上、作製に成功した」「第三者も成功している」という発言があったが、それを裏付ける具体的な証拠の提示がなく、研究者などから疑問の声があがっていた。

今回の文書で、小保方リーダーは「200回以上」の数え方について説明している。それによると、2011年4月~9月の間に「100回以上」、同年9月からは別の方法で「100回以上」、STAP細胞を作成していたということだ。

問題は、なにをもって「STAP細胞の作製に成功した」と考えるかだが、その点については「多能性マーカーが陽性であることを確認してSTAP細胞が作成できたことを確認していました」と記している。

また、小保方リーダー以外で作製に成功したという「第三者」については、「迷惑がかかってはいけないので、私の判断だけで、名前を公表することはできません」と、会見のときと同じく、その名を明らかにしなかった。ただ、「理研も認識しておられるはずです」と理研の関係者であることを匂わせた。

小保方リーダーによる「補充説明」の全文は次のとおり。

●4月9日の記者会見に関する補充説明

4月9日の記者会見における小保方晴子氏の発言に関して、いろいろなご意見が出ていることを鑑みて、補充説明として小保方氏から聞き取りました点をご紹介いたします。

小保方晴子 弁護団

1 STAP細胞の存在について

(1)200回以上成功したと述べた点について

 私は、STAP細胞作成の実験を、毎日のように行い、しかも1日に複数回行うこともありました。STAP細胞の作成手順は、(1)マウスから細胞を取り出して、(2)いろいろなストレスを与え(酸や物理的刺激など)、(3)1週間程度培養します。この作業のうち、(1)(2)の作業は、それ自体にそれほどの時間はかからず、毎日のように行って並行して培養をしていました。培養後に、多能性マーカーが陽性であることを確認してSTAP細胞が作成できたことを確認していました。このようにして作成されたSTAP細胞の幹細胞性については、培養系での分化実験、テラトーマ実験やキメラマウスへの寄与の実験などにより複数回再現性を確認しています。

日本最大級の弁護士/法律ポータルサイト。23万件の相談実績。無料法律相談・弁護士ランキング・口コミ弁護士検索でお悩み解決。他にも弁護士費用の見積比較・法律Q&Aなどの豊富なサービスとコンテンツで「インターネットを通じて法律をもっと身近に、もっと便利に。」

トピックスRSS

ランキング