「こんなに反響が大きいとは・・・」 まんだらけ「万引き犯の写真」公開中止の舞台裏

弁護士ドットコムニュース / 2014年8月13日 18時5分

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マンガやグッズの中古ショップ「まんだらけ」が万引き犯の顔写真をネットで公開すると宣言していた問題は、期限とされた8月13日午前0時の直前に方針が変更され、「公開中止」となった。その舞台裏で、なにが起きていたのか。まんだらけの中村勝也広報部長にインタビューした。

●午後11時20分に「中止」が現場に伝えられた

――なぜ土壇場で方針を覆したのか?

「警察から中止の要請があったことや、報道を通じて予想以上に注目が集まったからです。12日の午後8時30分に開かれた店舗責任者会議では、公開する方針を確認していました。しかし、その後に社長が中止を決めました。現場に中止の方針と、ホームページに掲載する文章が伝えられたのは、午後11時20分のことでした」

――13日午後0時すぎに更新したホームページには、「万引き犯」の身内らしき人からの連絡について書かれていたが、どんな連絡だったのか?

「12日午後6時ごろ、『万引き犯』の身内らしき女性から「人形を返せば画像は公開しないのでしょうか。返したいのですが」と電話で連絡がありました。そこで、今回被害にあった中野店以外の店舗でも、返却された場合は警察に連絡して対応する方針を確認していました。ただ、人形は現在(13日午後1時)も返却されていません」

●アクセス殺到に「サーバー増強」して対応

――今回の「騒動」をどうとらえているか?

「こんなに反響が大きいとは予想していませんでした。警告文を公開した当初はSNSで情報が広がり、ネットメディアや週刊誌が取り上げ、テレビや新聞の報道にまで広がりました。12日はマスコミからひっきりなしに電話がかかり、30~40社から100件以上の問い合わせがありました。10分おきに電話をかけてきたメディアもありました。午後9時くらいには店舗の前に30~40人の報道陣が集まっていて、13日0時の段階でも6~7人が残っていました」

――一般の人からはどんな意見が寄せられたのか?

「11日までは1日に10~15件の電話がかかってきましたが、マスコミからの問い合わせに追われていたため、電話で(公開方針について説明した)音声ガイダンスを流していました。メールは12日に40通ほど来ていましたが、8~9割が公開に賛成するものでした。なかには、万引きの被害届を出した経験のある人から、『万引きは警察も捜査してくれない。まんだらけがやったことを支持する』という応援メッセージもありました」

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