AKB高橋みなみさん「栄養失調」告白・・・事務所は「体調管理」しなくていいの?

弁護士ドットコムニュース / 2014年9月26日 14時32分

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AKB48グループの「総監督」として約300人のアイドルたちを率い、ライブや握手会、テレビ出演などで活躍しているAKB48の高橋みなみさんが最近、「激やせ」したと話題を呼んでいる。

9月10日に放送されたラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)で、共演していた西川貴教さんから「(血液検査の結果で)栄養失調だと言われたんでしょ」と暴露され、高橋さんは「栄養、足りてなかったですね」と認めた。身長は148.5センチと小柄だが、ピーク時は体重42kgくらいだったのが今では37kgまで減ったという。

高橋さんは「食にあんまり意欲がなくて、1食半ですんじゃう」「16時くらいで1日のご飯終わっちゃいます」と話している。多忙による疲労やストレスがどれだけ影響しているのか不明だが、このままだと体調不良につながるかもしれない。芸能事務所はアイドルの体調管理に責任を負わないのだろうか。芸能関係の法律問題にくわしい太田純弁護士に話を聞いた。

●アイドルは「労働者」なのか?

「事務所が責任を負う可能性はあります。

たとえば、アイドルと事務所が結んだマネジメント契約に、健康管理に関する規定があれば、事務所はそれに応じた義務を負います。

また、契約にそうした特約が含まれていなくても、事務所に責任が生じる場合はあります」

それは、どんな場合だろうか?

「それは、アイドルが『労働者』とみなされるようなケースです。

アイドルは独立した事業者として、マネジメント契約を結ぶわけですが、実際の働き方は『労働者』に近いというようなケースがあります。

アイドル本人に仕事を拒否する権限があるかどうか、事務所の指揮監督権限がどれほど強いか、報酬はどのように配分されているのかなど、さまざまな観点から総合的に判断して、『実質的には労働者である』とみなされる場合があるのです」

そうなると、どうなるのだろうか?

「実質が労働者なら、契約の名称にかかわらず『雇用契約』が結ばれていると判断できます。そうすると、さまざまな『労働法』のルールが適用されることになります。

たとえば、労働安全衛生法に定められている『健康診断』を受けさせる義務が、事務所には生じます。さらに、状況によっては、医師などの意見を聴き取る義務や、労働時間を短縮する義務も生じるでしょう」

●「長い目で育てていく」ことが大切

逆に言うと、そうした状況でなければ、事務所には責任がないのだろうか?

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