「たかの友梨社長は女性従業員に直接、謝罪したわけではない」エステ・ユニオンが反論

弁護士ドットコムニュース / 2014年10月5日 18時50分

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エステサロン「たかの友梨ビューティクリニック」を運営する株式会社不二ビューティは10月4日、女性従業員に向けられた高野社長の発言が「不適切」だったと認め、「組合員・従業員に向けて謝罪した」とプレスリリースで発表した。しかし、高野社長から「圧迫発言」を受けたという従業員が加入する労働組合は5日、「発表は事実と違う」と反論の声を上げた。

女性従業員が加入している労働組合「エステ・ユニオン」執行役員の青木耕太郎さんは、弁護士ドットコムの取材に対し、「『謝罪』を行ったとされる場に、組合員は誰もいませんでした。被害者の女性も出席できていません」と説明した。「たかの友梨は、被害者である組合員が出席していたかのように発表していますが、こうした記述は事実に反しています」というのだ。

●高野社長は女性従業員に「直接」謝罪していない?

不二ビューティは10月4日のプレスリリースで、「本日、たかの友梨ビューティクリニック仙台店において、当社代表取締役高野友梨から、2014年8月21日開催の食事会における不適切な発言等につき、組合員・従業員に向けて謝罪いたしました」 と説明している。

だが、この高野社長の謝罪は、組合員・従業員に「向けて」と書かれてはいるが、問題の女性従業員やエステ・ユニオンの組合員に「直接」語りかけたものではなかった。そのように、エステ・ユニオンの青木さんは語っている。

では、なぜ、「圧迫発言」を受けた女性従業員は謝罪の場にいなかったのだろうか。青木さんは次のように説明する。

「会社からの当初の連絡は『高野友梨からメッセージをお伝えする』というもので、いったい何が伝えられるのかがわかりませんでした。しかも、代理人や組合役員の同席が認められなかったため、被害者は再び圧迫されるかもしれないと恐怖を抱いていました。

さらに、連絡があったのが10月2日の夜18時過ぎという急なもので、日程調整にも応じてもらえませんでした。被害者である組合員の女性への配慮を全く欠いているため、出席のしようが無かったということです」

青木さんは「謝罪なのに、被害者が出席できるように調整しないのは、おかしいと思います。このような経緯で、当事者不在のまま『謝罪』を強行されても、全く誠意が伝わってきません。高野社長は、あらためて従業員に会って、直接謝罪をすべきです」と話している。

エステ・ユニオンは10月5日、ブログに不二ビューティに対する「反論文」を掲載した。その全文は次の通り。

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