3度の「離婚経験」をもつ弁護士が伝授する「一本勝ち」できる離婚とは?

弁護士ドットコムニュース / 2014年11月30日 10時35分

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離婚は結婚の数倍の労力を要する——。幸せいっぱいで結婚した夫婦が、なぜ別れを選んでしまうのか、なぜ揉めてしまうのだろうか。みずから3度の離婚経験をもつ「離婚のスペシャリスト」佐々木未緒弁護士に、離婚問題のポイントについて聞いた。(取材・構成/重野真)

●「つらい思い」の経験を弁護士業務に生かす

——ご自身の結婚生活については?

「1回目の結婚は、ちょうど30歳になるころでした。女性は30歳までに結婚したいという思いがありますよね。その焦りもあって、当時付き合っていた方と結婚しました。

結婚生活自体は3年ほど。離婚は自分から申し出ました。これといって旦那に非があるわけではなかったのですが、いわゆる『価値観の相違』といえばいいでしょうかね。それも、すごく表面化しているわけではなかったんです。もちろんこのままでもいいんだけど、どうも物足りないなという思いがありました。相手に非があったのではないので、申し訳なかったです。

そのときに子どもが生まれていたら、満たされない感情が解消されたかもしれませんが、幸か不幸か子どもができずに、フラストレーションもかなり溜まっていました。そのようななか、旦那さんに『離婚してくれ』と説明することは大変で、罪悪感もありました。

2回目も価値観の相違などで気持ちが離れていき、3回目は相手から離婚を切り出されました。相手から言われると、精神的なショックは大きいですね。自分が離婚でつらい思いを経験したことは、弁護士業務にも生きていると思います」

●暴力・DV・浮気は「一本勝ち」できる

——これまでに弁護士として受けた相談で、印象に残っているのは?

「依頼者は離婚したいと思っているのに、相手方が離婚をOKしない場合ですね。すぐに離婚できる理由は、暴力・DV・浮気です。柔道でいうところの『一本』で、ボクシングだと『KO』になるんですね。それ以外だと、『技あり』『判定勝ち』ということになる。そういう場合は、その他もろもろの理由をかき集めないと、勝ちにならないんです。

この場合、相手方が『うん』と言わないと離婚できません。そうなると、別居期間を持つ必要がでてきます。ある程度の別居期間があると、離婚理由の『一本』になるんです。

依頼者を見ていると、離婚ができない状況は大変そうですね。心の中で決めちゃっているので、早く次に進みたいという気持ちが強いんです。でも行けない。私が携わったなかでは、離婚を決意してから10年間も離婚できなかった依頼者がいました。依頼者は旦那さんでしたが、こういう場合の女性はしぶとくて忍耐強い。男性はそこまで忍耐強くないので、別れを切り出されると早い段階で離婚成立となるんですが・・・」

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