「保活ママの本当の叫びはあんなものじゃない」国会議員に27000人分署名提出

弁護士ドットコムニュース / 2016年3月9日 15時9分

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インターネット上の署名活動「#保育園落ちたの私と私の仲間だ」が3月4日から署名サイト「change.org」で実施され、大きな反響を集めている。署名に賛同した子育て中の母親らが3月9日、衆議院第二議員会館に集まり、この日までに集まった27682人分の署名を、民主党の山尾志桜里議員に直接手渡した。

署名は、ネット上の匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね」が国会で取り上げられたことをきっかけに始まった。山尾議員が国会で質問した際、「(ブログを書いた)本人出てこいよ」「うぜえ」などの野次が飛んだことなどから、待機児童問題をはじめ保育園に関する現状の問題を安倍首相や議員に伝えたいと始まった。

署名提出の場には、乳幼児をつれた母親5人が出席。1歳2ヶ月の息子とともに出席した渋谷区在住の女性は、保活の過酷さを次のように語った。

「4月に復職予定で、妊娠中を含めて2年近く保活してきたが、今も保育園が見つからない。このまま見つからなければ、パパと別居して、私の実家がある千葉県の保育園に入れて1時間半かけて都内に通勤することも考えている。都内はもう厳しい」。

ネット上で話題になった「保育園落ちた日本死ね」のブログについては、「あのブログは言葉が乱暴だとか言われているが、ママたちの本当の叫びはあんなものじゃない。個人的には、保育園作らないなら助成金を出してというところに共感した。保育園自体が作れない現状があるとしても、お金で解決できることがあるのではないか」と語気を強めた。

署名を手渡された山尾議員は、「この重さをしっかり噛みしめて頑張りたい」と力を込めた。また、子育て支援の予算確保について、「石にかじりついてでも実現する」と述べ、さらに「保育士さんの給与を引き上げる法案を準備して今国会に提出する」と意向を示した。

(弁護士ドットコムニュース)

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