義母の「借金2000万円」が発覚…息子夫婦はどうすればいい?【小町の法律相談】

弁護士ドットコムニュース / 2017年3月24日 13時44分

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2000万円もの借金を作った義母に泣きそうですーー。Yomiuri Onlineの「発言小町」にそんな投稿が寄せられました。トピ主によれば、借金の内訳は税金の滞納分、消費者金融だったそうです。義父が亡くなり、判明しました。

今回わかったのは、以前から借金があったこと。「土地を広く持っていて、畑やアパートをもち、店舗も貸しています」というのに、過去に、義妹の貯金2000万円から返済していたこともありました。

義母は「見栄っ張り」で「お金に汚い」と、トピ主は非難します。そこで、「土地を売る」「滞納分の税金の延滞金について市に相談」「任意整理を弁護士に相談」「支払う(トピ主夫婦が)」の4つの中から対応を考えたいようです。

このような場合、法的にはどのような対応をするべきなのでしょうか? 水野順一弁護士に聞きました。

(この質問は、発言小町に寄せられた投稿をもとに、大手小町編集部と弁護士ドットコムライフ編集部が再構成したものです)

A.義母の借金を「子や子の配偶者」が負担する義務はない

当然のことですが、義母の借金は義母自身が負担すべきものなので、その子や子の配偶者(トピ主)が負担する義務はありません。

自分や配偶者の親を放置できないという心情もあるかと思いますが、「一切関与しない」という選択をした方がお互いのためかもしれません。代わって支払ったお金が返ってこなかったり、将来相続が発生した場合に寄与分を巡って争いになったりするなどのデメリットも考えられるからです。

トピ主夫妻にできることは、義母の判断を助けることです。トピ主らがどのように対応するにしても、義母自身が行動しなくては進みません。義母の協力が得られることが大前提であり、最終的には義母自身が判断する必要があります。

 ●「破産しても、税金の返済は免除されない」

では、具体的な対応策について、検討していきます。

まず、税金の滞納分については、一般的な借金と異なり、仮に破産するとしても支払いが免除されることはありませんし、減額されることも通常ありません。直接、税務署や市区町村役場で支払い方法などを相談するのがいいでしょう。なお、税金の滞納が続くと不動産や預金などの財産を差し押えられる可能性もあります。

 ●「過払い金」の可能性も

次に、消費者金融からの借入れについては、古くから借入れがある場合には、利息の払い過ぎになっている可能性があります(いわゆる「過払金」です)。

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