「個人型確定拠出年金」改め「iDeCo」スタート、初心者が知りたい5つのポイント

弁護士ドットコムニュース / 2016年12月19日 10時9分

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2017年1月から、個人型確定拠出年金制度が大きく変わる。個人型確定拠出年金(DC)の英語表記を略した「iDeCo(イデコ)」という愛称で、ほぼ全ての現役世代が利用できるように改められる。公的年金の不足分を補うほか、節税効果もある。

この制度の特徴を佐藤全弘税理士に聞いた。

●(1)誰が対象になるの?

個人型確定拠出年金は、公的年金に上乗せして給付を受ける「私的年金」のひとつで、自分で毎月決まった額を積み立て、その資金を自分で運用するのが特徴です。老齢年金や厚生年金と組み合わせることで、より豊かな老後生活を目指すことができます。

加入できるのは、これまでは自営業者等に限られていましたが、2017年1月からは、次の人たちも新たに加入できることになりました。

・企業年金を実施している企業の会社員

・公務員

・専業主婦

つまり、基本的にすべての人が加入できるようになります。

●(2)どこで入ることができる?

まず、運営管理機関である金融機関(銀行、証券会社)で、個人型確定拠出年金の口座を開設します。実際に店舗に行かず、ネットで資料の取り寄せから、申し込みまですることもできます。

どの金融機関を選ぶかは、大切なポイントです。主に、次の2点について、よく吟味してください。

・手数料(口座管理料)

・運用商品の種類

運営管理機関によって、様々な運用商品があります。自分にあった運用商品は何か、その商品の信託報酬(毎月かかる手数料)など、よく確認してから申し込みをしましょう。

●(3)掛金は月々おいくら?

掛金は、月額5,000円以上1,000円単位で任意に設定できます。ご本人の状況に応じて以下のように掛金の限度額があります。

・自営業者等:月額68,000円(年額81.6万円)※国民年金基金や付加保険料との合算

・企業年金等に加入していない人:月額23,000円(年額27.6万円)

また、2017年1月から新たに加入できるようになる方たちは、次のとおりです。

・専業主婦:月額23,000円(年額27.6万円)

・公務員 :月額12,000円(年額14.4万円)

・企業年金等に加入している人:月額12,000円又は月額20,000円(年額14.4万円又は24万円)※企業年金等の種類によって異なります。

●(4)なぜお得なの?

個人型確定拠出年金は「節税効果がある」とされるのは、3つの税制優遇措置があるからです。

○掛金が全額所得控除

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