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夫は許しても、浮気相手は許せない・・・「ダブル不倫」慰謝料請求で気をつけるべきこと

弁護士ドットコムニュース / 2015年12月2日 9時33分

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(弁護士ドットコムの法律相談コーナー「みんなの法律相談」に寄せられた相談をもとに弁護士ドットコムライフ編集部が作成しました)

パートナーが不倫をしていたら、その不倫相手に対しても慰謝料を請求したいと考える人は少なくないでしょう。でも、もしその不倫相手も既婚者だったとしたら・・・。こちらも慰謝料を支払わなければならないのでしょうか。夫の「ダブル不倫」が発覚した場合、妻はどう対処すればいいのか。澤藤亮介弁護士に聞きました。

Q. ダブル不倫でも、妻は慰謝料を払ってもらえる?

夫がダブル不倫をしていました。

夫には、「2度と相手に合わない」と誓約書を書かせて、二人の関係を修復しようと考えています。でも、相手の女性にはきっちり慰謝料を支払ってもらおうと考えています。

ところが、不倫相手の女性も結婚しており、不倫が夫にバレてしまったようです。

不倫相手の夫から、うちの夫に電話が掛かってきて直接話したいと言われています。向こうは向こうで慰謝料を請求したいと考えているようです。

ダブル不倫の場合、相手に慰謝料を支払ってもらうことはできるのでしょうか。

A. 最初のポイントは、不倫相手の配偶者に不倫の事実がバレているかどうか

ダブル不倫の最大の特徴は、通常の不倫と異なり、不倫をされた被害者が2人存在するため、慰謝料請求権を行使できる人物も2人いるという点です。

普通の不倫よりも話がややこしくなるので、相談者(A子)、相談者の夫(B男)、夫の不倫相手(C子)、不倫相手の夫(D男)と、4者の関係を整理して説明します。

ダブル不倫では、実際には被害者が2人とも慰謝料請求を行うとも限りません。相手方の被害者(配偶者)が慰謝料請求をしてくる可能性があるかどうかの見極めが重要となります。

なぜなら「既に不倫の事実を知っているかどうか」、知らない場合は、「知られないまま相手方妻から慰謝料を取ることができるか」がポイントになるためです。

今回のケースでは、相手の夫(D男)にも不倫の事実はバレているようですから、この先の対応が重要になってきます。

●事実上の「相打ち」になることも

法的には、夫婦をまとめて1つの権利主体と考えるのではなく、あくまで個人単位で考えます。

ダブル不倫の場合でも当然、妻は相手方女性に対し、慰謝料請求をすることは可能です。また、不倫した自分の夫は、妻からみれば「共同不法行為者」であるので、自分の夫に対しても同じく慰謝料を請求することが可能です。

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