スバル、社員自殺は「労災」 11歳の長女「パパいじめられ、想像すると悲しい」

弁護士ドットコムニュース / 2019年1月24日 15時16分

長男は「パパがいなくなって、さみしくて、今は何も考えられない。会社はパパがいなくなった原因を認めて、二度とこういうことが起こらないようにしてほしい」。

長女は「パパが上司にいじめられている様子を想像すると悲しくて、胸が苦しくなる。会社や上司はこの状況から早く脱したいと思っているだろうが、私は、このような気持ちから死ぬまで一生逃れることができない」と訴えた。

亡くなった男性は実母に向けて残した遺書で、「現状を克服する方法が見つかりません。すべて終わりにするしか、できることがなくなってしまった」と心境をつづっていたという。

●スバル「ご遺族の気持ちに寄り添い、真摯にお話し合いを」

玉木弁護士によると、スバル側は遺族に対し、示談交渉の姿勢を示しているという。遺族は交渉の行方次第で、損害賠償を求めて民事訴訟を起こすかどうか決める方針だ。

スバル広報は取材に対し、次のようにコメントした。

「当社としましては謹んで、故人に深く哀悼の意を表するとともに、ご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。そして、労災認定されるような事態を防げなかったことに対しては、大変遺憾に思います。

また世間をお騒がせし誠に申し訳ありません。当社としては、適切な勤務時間管理などにより長時間労働の抑制に努めており、管理職に対する教育研修等を通じ、適切な業務指導を行うよう、徹底しております。

今後も従業員の健康確保により一層の配慮をしてまいります。引き続き、ご遺族の気持ちに寄り添い、真摯にお話し合いをしていきたいと考えております」

(弁護士ドットコムニュース)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング