許せない「妊活パワハラ」 上司に話すも、忙しい業務を担当させられる

弁護士ドットコムニュース / 2019年5月7日 9時51分

忙しい業務を命じる場合の他に、妊活について過度に立ち入った発言をしたり、配慮のない暴言「いつできるの」「早くしてよ」などもパワーハラスメント行為といえます。これらの言動については、録音やメール記録などが証拠になります。

ーー女性は流産をしたそうです。この慰謝料も請求できるのでしょうか

流産についての損害(慰謝料)も請求できるかどうかですが、上司のパワーハラスメント的言動によって流産になってしまった、という因果関係を証明する必要があります。

一般的に流産、特に初期流産の原因は多くは胎児の染色体などの異常であるので、パワハラが流産の原因であることを証明することは、困難なことが多いです。そのため、上司のパワハラ行為が証明できた場合でも、慰謝料の額はあまり高額にはならない可能性が高いです。

【取材協力弁護士】
高木 由美子(たかぎ・ゆみこ)弁護士
第一東京弁護士会所属。米国・カリフォルニア州弁護士
事務所名:さつき法律事務所
事務所URL:http://www.satsukilaw.com/

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