職場のヒール強制、集まる疑問 「礼儀だから」「足に良さそうな靴はNG」

弁護士ドットコムニュース / 2019年6月17日 9時51分

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職場でヒールのある靴を強制しないでと訴える「#KuToo」運動が話題になっています。

女性約2000人の登録がある弁護士ドットコムのLINE公式アカウントで、ヒールの高い靴やパンプスを履くよう強制されたり、決まりになっていると言われたりした経験があるか尋ねたところ、「フラットはNGな雰囲気」「礼儀だからと言われている」といった声が寄せられました。

●「外部の目を気にしているのかも」

最も多かったのは、接客業をしている女性からの声です。スポーツジムのフロントで働く女性は、強制とは言われないものの、靴は黒のパンプスを指定されているそう。

「ヒールの高さの指定はないですが3〜5センチが理想だと言っていました。『上品、清潔』なイメージで身なりを整えると言われています。他の靴を履いている人は居ないので、強制でなくても他のものは選べません」

3カ月限定で百貨店の中の洋菓子店で短期アルバイトをした20代女性は、基本的にショーケース越しの接客でしたが、ヒールの指定がありました。

「ヒールの高さには細かく指定があり、勤めていたお店の研修の際に靴を持っていきチェックされました。ウェッジヒールやストラップが付いているものはダメでした。8時間立ちっぱなしの仕事でヒールを履くのは、きつかったです」

数年前まで市の公共施設で案内をしていた40代女性は「パンプス強制でしたが、規則ではなくマナーとしてでした。男性上司は『女性は大変だなぁ』という認識、むしろ女性上司のほうが『痛くても笑顔が当たり前』という環境でした」と振り返ります。

●「足は痛いし最悪でした」

「いい面もあると思いますが、それを強要されるというのは嫌」。そう話すのは、東京都内の高級メガネ店で働く30代女性です。

「選択肢はパンプスしかなく、通勤時はローヒールを履き、職場のロッカーに仕事用として置いておきました。ミュールを履いていたら『つっかけ靴なんて履くな』と怒られました。ヒールがあってもブーツは禁止でした。

私の場合、高級店だったので『お客様に合わせた服装じゃないとダメ』と納得しました。数十万円のメガネを買いに来る人が、店員がカジュアル服ではそりゃ不満だろうと自分でも納得して入社しました。

ですが、実際に働いていると、立っていることが多いので、足は痛いし最悪でした。色々試しましたが牛革の靴で少し太めのヒール6〜7センチが安定して1番楽でした。

ヒールはスタイルを良く見せてくれるし、履くと気持ちも背筋もシャキッとします。ヒールが好きっていう女性もいれば、苦手って女性もいると思います。選択の自由が欲しいです」

●「全社的な決まり」

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