「伊藤さんから積極的に誘ってきた」山口敬之さん、伊藤詩織さんの主張に反論

弁護士ドットコムニュース / 2019年7月12日 15時43分

写真

関連画像

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之さんから性暴力被害にあったとして慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が7月8日、東京地裁(鈴木昭洋裁判長)で開かれた。

双方の代理人と裁判官による伊藤さんの尋問が終わると、山口さんの代理人弁護士による山口さんの尋問が実施された。

警視庁は準強姦容疑で告訴状を受理。山口さんは2015年8月に書類送検されたが、2016年7月22日、嫌疑不十分で不起訴処分となっている。

この日グレーのスーツで出廷した山口さん。民事で不法行為に当たることをしているか問われると、「違法なことや不法行為は絶対していません」とはっきり否定。「伊藤さんから積極的に誘ってきた」と主張した。

●被告側代理人から山口さんに対する質問

(本文中の弁護人は全て山口さんの代理人、【】は編集部の補足です)

<伊藤さんと会う4月3日前後について>

伊藤さんと会った4月3日の前後に、イランの核問題をめぐる枠組み合意について、オバマ米大統領(当時)がホワイトハウスで言及していた。私も折を見て携帯を見るなど、このニュースを気にしていた。

伊藤さんと会った理由は、大きく2つ。ワシントン支局でジャーナリズムの仕事に挑戦したいという伊藤さんに、仕事の内容を知ってもらうこと、それまで2回しか会ったことがなかったので適性や人柄を見るためだった。

会うにあたっては、どのようなスタイルの仕事があるか、乗り越えなければいけないハードルについて伝えようとした。

【山口さんが会う前のやりとりで「集合場所」といった表現を使っていたため、伊藤さんは他の人もいるものだと思っており「(2人きりで)少々驚いた」と尋問で話している】

自分は一時帰国しているので、他のワシントン支局の人が同席する可能性はゼロだった。

<伊藤さんと恵比寿で飲食したときのこと>

会うのに恵比寿を選んだのは、簡単に言えば、馴染みのある店が多いから。伊藤さんに何時に恵比寿に来れるかと聞くと「20時なら確実にいけます」と言うので、寿司屋は20時に予約した。

自分は18時前後と早めに恵比寿に到着したため、串カツ屋に入って待っていた。恵比寿駅に伊藤さんを迎えに行ったあと、荷物を置いたままだったこと、飲食の途中だったこと、寿司屋の予約よりも早かったことから、伊藤さんを連れて串カツ屋に戻った。行きつけなので、すぐ帰るのも気が引けた。

伊藤さんはお酒を飲むのがとても早い印象を受けた。頼んでいた瓶ビールをついだら、早いスピードで飲んだので、すぐ次をついだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング