元TBS記者の山口さん「なだめるような気持ちで性行為に応じた」伊藤詩織さんの主張に反論

弁護士ドットコムニュース / 2019年7月12日 15時47分

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ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者の山口敬之さんから性暴力被害にあったとして慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が7月8日、東京地裁(鈴木昭洋裁判長)で開かれた。

この日は午前10時から午後5時半ごろまで、1日がかりで伊藤さんと山口さんの尋問が実施された。最後に伊藤さんの代理人弁護士と裁判官による山口さんの尋問があった。

山口さんは「(伊藤さんに)帰ってもらっても良かったけど、黙ってほしいというのが先にあった。(状況を)改善しようと、なだめるような気持ちで(性行為に)応じた」と話した。

●伊藤さんの代理人から山口さんに対する質問

(本文中の弁護人は全て伊藤さんの代理人、【】は編集部の補足です)

<山口さんが一時帰国した経緯>

【当時TBSのワシントン支局長だった山口さんが3月下旬、日本に一時帰国したのは、山口さんの『週刊文春』への寄稿を巡り、会社から呼び出されたためだった。山口さんはTBSのニュース番組で放送するために取材をしていたが、放送しないとの決定を受け、承服できずに『週刊文春』に寄稿という形で取材成果を発表したという】

会社の賞罰委員会に呼ばれて帰国したのではなく、その前段階として、顧問弁護士からの調査を受けるために3月30日に一時帰国した。ホテル代は会社の経費だったか覚えていない。航空券はうろ覚えだが、会社が支払ったように思う。(伊藤さんがホテルの冷蔵庫から取って飲んだ)210円のミネラルウォーターは、経費では落ちません。

TBSの支局のインターンの採用は、支局長一人で決められる。前任はインターンを取っていなかったが、私になってから取り始めた。

(4月3日にTBSの顧問弁護士に自宅待機を命じられた事実はあるかと問われ)覚えているが、命じられたのが3日より後か前か覚えていない。

(非常に大きな出来事だと思いますが覚えていないかと問われ)取材成果を報道できないと言われ、(ジャーナリストとしての)義務感で外部の媒体に出した。解任されるとは一切予想すらしていなかった。悪いことをしたと思っていなかった。解任は人事異動の一つであり、処分とは思っていない。

一時帰国前に伊藤さんに「週刊文春を読んでおいて」とメールしているのは、伊藤さんに対し「一時帰国したのはこの記事について調査するため」と示したもの。伊藤さんと会う4月3日段階で解任の可能性があるなら「読んでおいて」というはずがない。

<TBSからの調査について>

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