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生理痛がひどいと安産ってホント?気になる出産の疑問を医師が解決します!

美人百花デジタル / 2021年5月19日 20時10分

生理痛がひどいと安産ってホント?気になる出産の疑問を医師が解決します!

出産って分からないことが多く、どの情報が正しいのか不安になってしまいますよね。

今回は、生理痛とお産の関係・安産に効果のある習慣などを「つづきレディスクリニック」の吉岡範人先生に伺いました。

 

生理痛とお産の関係って?

出産時には子宮の筋肉が収縮し、赤ちゃんを子宮から外に出そうとします。このように子宮が収縮することによる痛みが陣痛とよばれています。生理のときも同じように、出血を子宮から外に出そうとする際に子宮の筋肉が収縮します。その痛みが生理痛なのです。現代では1人当たりの出産人数が少なくなってきておりますが、昭和の初期には1人当たり3~5人ほどと現代より多かったそうです。現代は妊娠回数が減ったため月経回数が増え、生理痛や子宮内膜症などの病気が増えたと考えられています。

生理痛がひどいと安産ってホント?

生理が重い方にとっては、出産時に安産傾向になってほしいという願いがあるかもしれませんが、医学的には生理痛と安産の間には因果関係はありません。ただし、生理痛と妊娠の間には少し関係があります。出産歴のある方の声の中には、生理が重い方が難産で生理が軽い女性の方が安産が多いという意見もあるようです。

安産に効果があるとされている習慣ってあるの?

出産時には産道の広さと赤ちゃんの頭の大きさが安産には非常に強く関係します。すなわち、骨盤が広い方は安産の傾向にあります。また産道は運動している人の方が広がりやすいようですので、運動している方の方が安産の傾向があると思います。一方、赤ちゃんの頭が大きくなってしまった場合には難産の傾向にあります。体重が増えすぎてしまった方は産道が狭く、また広がりにくい傾向にあるため、あまり太りすぎるのは良くないと考えます。

 

教えてくれたのは

つづきレディスクリニック 院長 吉岡範人先生

1978年千葉県生まれ。聖マリアンナ医科大学産婦人科で研鑽を積み、カナダブリティッシュコロンビア大学へ留学をし、幅広い視野を獲得した。その後、聖マリアンナ医科大学へ帰院後、「つづきレディスクリニック」院長に就任。丁寧な問診を通して一人ひとりの生き方の違いや年齢、ライフスタイルなどに寄り添い、すべての女性がいつまでも若々しく・活き活きと暮らすお手伝いができるレディスクリニックをめざしている。

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