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リモートワークで目の疲れが深刻!目の疲れを緩和する方法を薬剤師が解説

美人百花デジタル / 2021年5月30日 20時5分

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リモートワークが続き、パソコンやスマホの画面を見る機会が増えて目の疲れを感じている人は少なくないはず。

今回は薬剤師の道川佳苗さんに目の疲れを緩和する方法を教えてもらいました。

 

目の疲れが起こる原因とは?

長時間のデスクワークやパソコン作業によって目を酷使すると目の中の細胞や筋肉が疲れてしまいます。そうすると、ピントの調節機能が低下し視界がぼやけたりショボショボしたりと疲れを感じます。

漢方の考えでは、「肝」といって自律神経を司る部分の概念がありますが、この「肝」と目は経絡という気の通り道でつながっているため密接な関係があります。つまり、「肝」に負担がかかると、目の疲れが出やすく、逆に目を酷使すると「肝」に関連する不調が出やすくなります。

「肝」に負担がかかることは、ストレス、睡眠不足、過労などがあります。これらの原因を取り除くことを意識することが目の疲れの緩和には必要です。

目の疲れに良い食材は?

漢方の考えでは、「肝」の働きを補うために血を補うことが目の疲れの改善に役立つと考えられています。

血を補う食材としては、肉類、魚類、にんじん、ほうれん草、干しぶどう、クコの実などが挙げられます。クコの実はドライフルーツのように食べられるので、常備しておくと良いでしょう。お茶やデザートなどに加えて少しふやかしてから食べると食べやすいです。その他にも有名なのが、ブルーベリーです。ブルーベリーには、アントシアニンという色素が含まれていて、目の網膜にあるロドプシンの働きを活性化するため目の疲れの緩和に効果があります。

目の疲れに用いられる漢方薬

目の疲れは体全体の疲れからきていると考えて、漢方では治療します。血を補い、「肝」を養うような漢方薬が使用されます。その他にも、血の巡りを良くすることで目の疲れが緩和されることがあります。

目の疲れも、血の不足や血の巡りの悪さが関係しています。目を酷使しすぎず、休憩を十分にとるなどのケアも行いながら、内側からの対策もしてみてくださいね。目の疲れが何をしても緩和しない場合は、漢方薬が助けになるかもしれません。

気になる人はお近くの漢方薬局やオンライン薬局で相談してみてくださいね。

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教えてくれたのは

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

漢方薬・生薬認定薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

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