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人には聞けないデリケートゾーンのゆるみ、たるみ!医師が改善方法を教えます

美人百花デジタル / 2021年6月8日 19時45分

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デリケートゾーンの悩みって人には聞きづらいですよね。ゆるみ、たるみの判断基準、改善方法などを「大阪美容クリニック」理事長の南真実子先生にお聞きしました。

 

デリケートゾーンのゆるみ、たるみはどうやって確認すれば良いですか?

腟のゆるみの症状としてはいくつかあります。お湯モレといって、入浴後に腟からお湯がジャバジャバ出てくる場合、腟がゆるんでいる可能性があります。また、関係ないと思われがちですが、尿漏れも腟のゆるみの症状のひとつです。重い物を持ったり、笑ったり、くしゃみをしたりした時など腹圧をかけた時に尿が漏れるのを腹圧性尿失禁といいますが、症状がひどい場合はゆるみが進んでいる可能性があります。おりものが多くてナプキンが手放せないというのも腟のゆるみの症状のひとつです。

ゆるみやたるみが気になる場合の改善方法を教えてください。

骨盤底筋体操が有用です。姿勢を正して、腟をゆっくりしめて、ゆっくりゆるめるのを繰り返す体操です。まずは5秒しめて5秒ゆるめてみてください。5秒がしんどい場合は腟のゆるみが進んでいる可能性があります。徐々に10~15秒と時間を長くして、10回程度繰り返して下さい。おなかに力をいれないのがポイントです。また、姿勢が悪いのも腟のゆるみを加速させる原因です。日頃から姿勢を正しておくことも必要です。

医療的な施術があれば教えてください。

腟を引き締める治療はいくつかあります。まずは手術です。ゆるんだ腟壁を一部切除し、縫い合わせるという治療です。手術すれば効果は一生続くと思われている方も多いですが、効果が永続するわけではありません。腟は肌と同様、コラーゲン線維でできています。機械的に熱を加えてコラーゲンの生成を促進する治療もあります。代表的なものとしてはEr-YAGレーザー、CO2レーザー、高周波、HIFUなどがあります。痛みが少なく治療できるので、施術を受けていただきやすいです。また、ヒアルロン酸などの注入剤を腟壁に注入し、腟を狭くしてしまりを良くする方法もあります。即効性があり、若い方にも人気です。

その他のアドバイスがあれば教えてください。

便秘でいきんだり、重いものを持ったり、咳をしたりして腹圧をかける習慣は、腟のゆるみの一因となります。便秘や喘息などの呼吸器疾患をお持ちの方は腟のゆるみが起こりやすいので、日頃から姿勢を正したり、骨盤底筋体操をしたりするように意識してください。

 

教えてくれたのは

「大阪美容クリニック」理事長・南真実子先生

大阪医科大学医学部卒業後、初期研修を経て大阪医科大学産婦人科教室に入局。主に、腹腔鏡手術、不妊治療、周産期治療などに従事し、産婦人科専門医を取得。検診業務にも従事し、マンモグラフィー読影認定医を取得。女性がいつまでも健康で美しく輝いていられるよう、更なる高みを目指して、美容医療、アンチエイジング医療を行う。大手美容クリニックで活躍後、2017年大阪美容クリニックを開院。婦人科・美容皮膚科を通じて、女性をトータルにサポートできるよう診療を行っている。

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