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生理中の下痢が気になる…!詳しい関係性を専門家に伺いました

美人百花デジタル / 2021年8月21日 20時0分

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生理の期間はつらいことが多く大変ですよね。今回は生理中の下痢に関しての対処法などを「一般社団法人予防医療研究協会」の清水沙穂理(管理栄養士)先生に尋ねました。

 

生理中に下痢になることがあります。原因を教えてください。

原因の要素は様々ですが、女性ホルモンのバランスが主に考えられています。そして、女性ホルモンの中でも「プロゲステロン(黄体ホルモン)」が便秘や下痢に関わっていると言われています。受精卵が、子宮の内膜に無事着床するためには、大切な受精卵が休めるためのふわふわな子宮内膜のベッドを作る必要があります。そのため、保水力が必要です。プロゲステロンはその保水に関わっており、生理前までは保水するため便秘になりやすく、着床できなかった生理後は保水の必要がなくなるため下痢になると考えられています。

生理の重さと下痢の関係性は?

一般的に言われる生理痛と、下痢の関係性は色々な要因があります。

(1)生活習慣の乱れ
(2)ストレス
(3)ホルモンバランスの乱れ

ここにあげる以外にも要因はさまざま存在します。あまりにも症状が重い場合は一度産婦人科などに受診することがおすすめです。

生理中の下痢を起こさないようにする方法を教えてください。

ホルモンバランスが崩れないように「食事」「運動」「睡眠」をバランスよく取ることです。他にも、下痢を気にしすぎないことも大切かと思います。気にすることによるストレスで、下痢を助長している可能性もあります。生理中の下痢があったら「あ、今月も女性ホルモンのプロゲステロンの働きが切れて下痢になっているだけなのだな」と、自分のホルモンのバランスがきちんとしているとポジティブになることも体を労るにあたって大切です。

そのほかにアドバイスがあれば教えてください。

「病は気から」なんて言葉があるように、気にしすぎると先述したようにストレスが溜まり下痢が悪化する場合もあります。正しい知識がつくことで原因がわかり気にならなくなることもあります。生理が定期的に起きていて、出る女性ホルモンの種類によって起きる体の変化をネガティブに捉えるのではなく、その事実が素敵な人生の成長であると受け入れてポジティブに解釈することも大切です。

 

教えてくれたのは

「一般社団法人予防医療研究協会」清水沙穂理(管理栄養士)先生

一次予防と食の正しい知識提供に貢献すべく活動。企業にて治療食を使った血液検査結果に基づく栄養相談を2000件経験他、歯科医院にて3000件の患者様とカウンセリングの経験を積む。現在は予防医療研究協会の講師として認定資格の指導やサロンのブランド化に貢献している。持っている代表的な資格として、管理栄養士、栄養経営士、歯科助手・歯科カウンセラー、ベジフルティーチャー、第一種衛生管理者がある。その他、ファイナンシャル技能士3級、茶道、琴の資格など公私共に幅広い資格を取得している。

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