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「つらい便秘をなんとかしたい!」タイプ別便秘解消法

美人百花デジタル / 2021年8月31日 20時30分

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毎日お通じは順調ですか? 毎日お通じがないからといって異常というわけではありませんが、便が硬くてスムーズに出なかったり、腹痛などを伴うとつらいですよね。また、便秘が続くと吹き出物などお肌に不調が現れることも……。

今回は便秘のタイプ別解消法を薬剤師の道川佳苗さんに教えてもらいました。

 

タイプ別便秘解消法を薬剤師が解説

暑がりタイプ

暑がりの人がお酒や辛いものを摂りすぎると体に余分な熱が溜まります。そうすると、熱で水分が蒸発し乾燥して便が硬くなり出にくくなります。余分な熱を排出することが便秘改善に役立ちます。

・こんな症状が出ます

便が硬く排便が困難、尿の色が濃い、顔が赤く熱っぽい、喉や口が乾く、口内炎があるなど

・おすすめの食材

余分な熱を冷ます食材がおすすめです。

そば、梨、キウイ、バナナ、ごぼう、トマト、なす、きゅうり、ピーマン、豆腐など

・おすすめの漢方薬

大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう):コロコロした便の便秘によく使われます。熱を便と一緒に排出してくれます。腸を刺激して蠕動運動を促す生薬が含まれています。妊娠中はなるべく使用を避けましょう。

冷えタイプ

冷え、虚弱体質、病後などに見られ、体を温める機能が低下したことによる便秘です。冷えにより腸の働きが低下して便を押し出す力が弱まることが原因です。お腹を温め、腸の動きを良くすることが便秘改善に役立ちます。

・こんな症状が出ます

お腹が冷えると痛む、腹部膨満感や腹痛がある、便秘と下痢を繰り返す、温かいものを好む、手足や腰が冷えだるいなど

・おすすめの食材

胃腸を元気にする食材とお腹を温める食材を摂りましょう。

胃腸を元気にする食材・・・米、とうもろこし、アボカド、さつまいも、ぶどう、かぼちゃ、大豆など

お腹を温める食材・・・玉ねぎ、ニラ、紅鮭、鶏肉、こしょう、にんにく、ねぎ、しょうがなど

・おすすめの漢方薬

大建中湯(だいけんちゅうとう):お腹を強力に温め、腹痛を軽減します。冷えによる便秘にも用いられます。

潤い不足タイプ

過労、病後、産後、乾燥などが原因で、気や血の不足が起こり腸が潤いを失って便の通りが悪くなることによる便秘です。エネルギーを補い、腸を潤すことが便秘改善に役立ちます。

・こんな症状が出ます

体力がなく疲れやすい、胃腸が弱く腹部膨満感がある、皮膚が乾燥している、うさぎのフンのようなコロコロした便が出るなど

・おすすめの食材

腸を潤す食材、胃腸の動きを良くする食材を摂りましょう。

腸を潤す食材・・・ごま、くるみ、杏仁、アーモンド、アボカド、バナナ、牛乳、豆乳など
胃腸の動きを良くする食材・・・グレープフルーツ、キャベツ、ニラ、しそなど

・おすすめの漢方薬

麻子仁丸(ましにんがん):体力がなく胃腸が弱い人で、お腹が張る人に向いています。腸を潤すことで便秘を改善します。

 

今回は便秘を3タイプに分けてご紹介しましたが、複数のタイプが混合している場合もあります。安易に下剤に頼らず、原因を探って体質を改善していくことが便秘解消につながります。

漢方薬を試してみたい人は、ぜひ一度お近くの漢方薬局やオンライン薬局などで相談してみてくださいね。

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教えてくれたのは

道川 佳苗(みちかわ かなえ)さん

漢方薬・生薬認定薬剤師、調理師。大学卒業後、調剤併設型ドラッグストアにて従事し服薬指導をする中、病気の予防、健康維持には食育が大切であると感じ、調理技術、栄養学を学ぶため服部栄養専門学校に入学し卒業する。その後、大手料理教室講師、漢方クリニックの門前薬局で煎じ薬の調剤、漢方相談、服薬指導などを経験。現在は今までの経験を活かし web上で健康相談や薬膳や漢方に関する情報発信をしている。

画像提供/PIXTA

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