食欲の秋が到来！薬剤師が教える秋の食養生とは？

食欲の秋がやってきましたね！　おいしいものがたくさんある季節。今回は薬剤師の芝軒千紘さんに秋のオススメ食養生を教えてもらいました。せっかくなら体に良い旬のものを積極的に摂っていきましょう♪

 

薬剤師が教える秋の食養生

1）ぶどう

成長、生殖に関する「腎」の働きを高める作用もあります。そのため、アンチエイジングや美容にもおすすめされる食材です。秋は乾燥しやすい季節ですので、潤いが欲しい方にもおすすめ。皮に栄養が含まれるので、なるべく皮ごと食べるのがおすすめ。

2）れんこん

れんこんは「心（しん）」の働きにも作用します。東洋医学では「心」は心臓自体をさすのではなく、血を全身に巡らせたり、「こころ」の状態を維持するものを言います。れんこんは秋の眠れない、憂鬱などの心の状態を安定させると言われています。

3）さつまいも

秋といえば、焼き芋が食べたくなる季節ですよね。さつまいもは滋養強壮や生命力を養う食材と言われることもあります。胃腸を元気にする働きもあり、ビタミンが豊富に含まれますので疲労回復や栄養食として理想の食材です。

4）松の実

サラダや煮物などのトッピングとしても活躍する「松の実」。滋養強壮や、アンチエイジングにおすすめ。また、秋の乾燥から肌を守り、艶のある美肌を目指したい方におすすめの食材です。

いかがでしたでしょうか？　秋はこの他にもおいしくて体に取り入れたい食材がたくさんありますので、食べ過ぎに注意しましょうね。

お悩みや体質によっても積極的に摂りたい食材がございます。自分の体質を知りたいという方はこちらから体質チェックをしてみてくださいね。

教えてくれたのは

芝軒 千紘（しばのき ちひろ）
薬剤師。大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などに従事。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。