免疫力を上げるにはあの食材がおすすめ!風邪予防に役立つ知識を専門家がご紹介
美人百花デジタル / 2021年11月25日 18時0分
![免疫力を上げるにはあの食材がおすすめ!風邪予防に役立つ知識を専門家がご紹介](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/bijinhyakka/bijinhyakka_1019494_0-small.jpg)
食生活を改善することで、風邪をひきにくい体になれるもの。今回は免疫力を上げるのにおすすめの食材を、NPO法人日本痩身医学協会認定講師・おいかわ整骨院ダイエットカウンセラーの及川美由紀さんに教えてもらいました。健康的な体作りを始めましょう!
免疫力アップに役立つ食材をいくつか教えてください
「体温が1℃下がると免疫力は30%低下する」と言われています。冷えによる免疫力の低下を避けるため体温を上げる食材を意識してとると良いと思います。
味噌
味噌は体を温め、老化を防止したり、放射能やがんを予防したり、二日酔いを改善するといった働きがあります。味噌には、たんぱく質の他に、消化を助ける酵素や、血行をよくするビタミンE、抗酸化作用のあるイソフラボン、老化防止のあるコリン、造血作用のあるビタミンB、コレステロールを抑制する作用のあるレシチンなどが含まれています。味噌は「医者に金を払うより味噌屋に払え」と言われるくらい、とても栄養価が高く、飲む点滴とも言われています。ちなみに、味噌汁を作るときは、味噌を溶き入れてから決して煮立てないようにしてくださいね。味噌に含まれている酵母菌が死んでしまいます。酵母菌が死んでしまうと栄養が失われてしまうので味噌を溶き入れたらすぐに火をとめるようにしてください。
生姜
生の生姜に多く含まれるジンゲロールという辛味成分は、免疫細胞のひとつである白血球を増やして免疫機能を活性化させることができます。細くなった血管を拡張する働きもあるので冷えや肩こりなどの症状にも効果的です。また生姜に含まれるジンゲロン、ショウガオールには食中毒の予防や細菌や寄生虫を駆遂する殺菌効果があります。
インフルエンザ予防に役立つ食材を教えてください
レンコン
レンコンは炭水化物や食物繊維、ビタミンC、タンニン、カリウム、鉄などのミネラルもたっぷり含まれています。ポルフェノールの1種であるタンニンは組織や血管を縮め、鎮痛、消炎などの効果があり、咳や痰などを鎮め、疲労回復や免疫力アップが期待できます。
ネギ
食物繊維が豊富で殺菌効果が強く、体を温める作用をもったアリシンも含んでいるのでネギもよく使っていただきたい食材です。ネギは肉のタンパク質と脂肪の分解に働き、毒消し・毒出しの効果が期待できます。普段から食べていると免疫力アップに役立ちます。
発酵食品
味噌だけでなく、納豆やぬか漬け、キムチなどの発酵食品には乳酸菌が多く含まれています。乳酸菌には腸内の善玉菌の活動を活発にして、菌が腸内へ侵入するのを防ぐ働き、悪玉菌の増殖を抑え腸内環境をよくする働きがあります。
風邪予防に役立つ食材でおすすめの組み合わせを教えてください
体の中で栄養素が吸収されるときには、単体で食べるよりも食べ合わせることで栄養バランスも整いやすくなります。
発酵調味料×食物繊維
味噌、醤油、塩麹、醤油麹、酢などの伝統調味料は発酵の過程を経ているものばかり。目に見えない微生物が働いて、素材の保存性を高めたり、ビタミンなどの栄養素が増えたりします。食物繊維は野菜、海藻類、全粒穀物などに含まれています。食物繊維は腸の老廃物を排出させる他に、腸内の善玉菌のエサとなって腸内環境を整えます。調理するときには日本の昔からある伝統調味料を使用すると食材の栄養価を高めることができます。旬のお野菜は栄養価がとても高いので、数種類入れて具沢山のお味噌汁などで食べると良いですね。
ビタミンA×油
ビタミンAは粘膜を丈夫にしてウイルスなどの侵入を防ぎます。ビタミンAは主に鶏、豚、牛などのレバーやあんこうの肝など動物性の内臓に多く含まれています。ニンジンや春菊、小松菜、ホウレン草など植物性の食品から摂取する場合には油と一緒にとると吸収力が高まります。
その他、何かアドバイスがありましたら教えてください
免疫力の7割は腸でつくられています。免疫の機能が働いて、健康な体を維持するためには、1日3食バランス良く食べることを意識することが重要です。不規則な生活や、偏った食事は避けて、いろいろな食材から、糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく食べることが大切です。野菜や発酵食品の持つ力を知り、日常生活で活用していただきたいなと思います。
教えてくれたのは
NPO法人日本痩身医学協会認定講師、おいかわ整骨院ダイエットカウンセラー 及川美由紀さん
健康的なダイエットの学術研究と生活習慣病の改善を目的とし全国に1100人以上の会員を有している「日本痩身医学協会」の認定講師。ダイエットアドバイザーとして1000人以上のダイエットをサポートし成功に導いている。公式HPはこちら
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
食べながら腸をきれいにする!簡単「発酵おかず」3つ
つやプラ / 2024年7月30日 12時0分
-
管理栄養士の“腸活レシピ”、夏は「みそ玉」でクーラー冷え・便秘を改善!
週刊女性PRIME / 2024年7月29日 6時0分
-
「菌にも多様性が必要」腸のプロが実践する“夏の腸活”食欲減退の季節に気をつけること
週刊女性PRIME / 2024年7月28日 7時0分
-
ダイエット中の夜ご飯困ってない?500kcal以下の腸活メニュー7選~パスタやトーストも【太らない夜ご飯献立】
Woman.excite / 2024年7月26日 6時0分
-
7月10日は「納豆の日」 “糸引き”と“ひき割り”で栄養が違う? 賞味期限切れでも食べられる? 管理栄養士に聞いた
オトナンサー / 2024年7月10日 9時10分
ランキング
-
1メルカリは米国市場に見切りをつけるのか? 赤字続きでついに現地で100人レイオフ(小林佳樹)
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年8月3日 9時26分
-
2【夏の体臭ケア】50代女性もクサい?今すぐできる「夏の臭い対策」5つ!
ハルメク365 / 2024年8月3日 14時50分
-
3【足指じゃんけん】体の歪み・痛みの原因「足指の機能低下」をセルフチェック
ハルメク365 / 2024年8月2日 22時50分
-
4パリ五輪「誹謗中傷やめない人」の驚く"思考回路" 「嫌ならSNSやめろ」と言う人に知ってほしいこと
東洋経済オンライン / 2024年8月3日 10時0分
-
5女性から自然と「好かれる/嫌われる男性」に共通している“6つの特徴”
日刊SPA! / 2024年7月28日 8時52分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)