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若い女性がなりやすい「がん」とは?医師がアンサー!

美人百花デジタル / 2022年3月15日 20時30分

若い女性がなりやすい「がん」とは?医師がアンサー!

「がん」と聞くと、どうしても自分とは関係ないイメージがわきますが、若いからといって油断はできないものです。今夏は、若い女性がなりやすいがんについて、「新見正則医院」院長の新見正則先生に伺いました。

若い女性がなりやすい「がん」を教えてください

女性が罹るがんでもっとも多いものは乳がんです。約10万人弱の女性が毎年乳がん罹る時代になりました。9人にひとりが乳がんを患う時代です。数十年前は50人にひとりが乳がんに罹っていましたが、欧米レベル(8人にひとり)に近づいています。多くのがんは高齢になるほど増加しますが、乳がんは40代後半と60代前半にピークがあります。そして35歳ごろから乳がんに罹る方は増加します。20代で罹る方もいます。これは食事や生活が欧米化したからと言われています。まず乳がんは生理の回数が多いほどなりやすいのです。初経が早く、閉経が遅く、出産と授乳回数が少ないと、一生で500回ぐらい生理が訪れます。数世代前は一生に50回ぐらいの生理しかない人も多数いました。また、乳がんの5〜10%は遺伝すると言われています。そしてその遺伝子のひとつであるBRCAが検査できるようになりました。BRCA遺伝子は1/2の頻度でお子さんに遺伝します。乳がんは罹患数は女性で最多ですが、女性のガン死亡数では5位です。早期に発見すると9割以上が10年以上生存します。自分のお乳に気を遣うことを心がけて下さい。しこりを感じたり、乳頭から血液が出たときは近くの乳腺クリニックを受診しましょう。そして、ぜひとも乳がん検診を受けて下さい。予防方法は適度の運動、閉経後の肥満の防止、禁煙と、飲酒は適量にすることです。

教えてくれたのは

「新見正則医院」院長 新見正則先生

慶應義塾大学医学部卒業、オックスフォード大学医学博士(免疫学)。2013年イグノーベル医学賞受賞。外科医xサイエンティストx漢方医としてレアなドクターとして活躍している。新見正則医院は世界初の抗がんエビデンスを獲得した生薬フアイアを基本処方に治療を行うクリニックです。クリニックのHPはこちらから。

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