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言い過ぎやり過ぎは注意!怒りを上手に表現する「アンガーマネジメント」教えます

美人百花デジタル / 2017年11月30日 20時0分

言い過ぎやり過ぎは注意!怒りを上手に表現する「アンガーマネジメント」教えます

上司や彼氏、友人にイラッとしたときは、我慢しすぎも感情的になりすぎもNG! そこで役立つのが怒りをコントロールする「アンガーマネジメント」。イラッとした気持ちを上手に伝えて物事を改善するスキルも大事! 先輩レディは必見です!!

 

こんなこと言ってたら要注意!NGの叱り方

こんなこと言ってたら要注意!NGの叱り方

source:https://www.shutterstock.com

・「絶対できないよね」→決めつけはNG
「次も絶対できない」「だらしない人」などの決めつけた発言は、相手の反発を招きやすくなるので要注意!

・「会社全員が迷惑してる」→大げさに言わない
物事を大げさに言われると、「さすがに言いすぎでしょ」と反発心がわき、素直に聞き入れる気持ちが激減……。

・「あ〜〜〜もうイライラする!!」→自分の機嫌で叱らない
気分によって怒ったり怒らなかったりすると、「今日は機嫌が悪いから八つ当たりされた」としか思えません。

・「前もそうだったよね」→過去を引っ張り出さない
相手が悪いことを証明するために過去を持ち出すと、追いつめられてげんなり。「前から思ってた」も禁句!

・「なんで!? なんで!? なんで!?」→相手を攻めない
人は、3回以上「なんで?」と言われると思考が停止!「こうなった理由を教えてほしいの」と優しく聞いて。

・「アンタって本当サイテー!!」→人格を否定しない
物事ではなく、相手の存在そのものを否定する発言は、深い傷を負わせたり大きなトラブルになりかねない!

■上手な叱り方は「ゆっくりと情熱的に」伝えること

上手な叱り方は「ゆっくりと情熱的に」伝えること

source:https://www.shutterstock.com

・一番言いたいことを1つ決める(ブレない)
「アレもできないし、そもそもコレも」と一気に話すと何について怒っているのかわからず、相手も混乱します。叱るときは1つに絞って!

・こうしてほしい+理由を伝える
「休むときは会社に電話して。LINEだと気づかないこともあるから」などと、何をしてほしいのか、それはなぜかを明確に伝えるのが◎。

・感情的にならずに伝える
大声で感情に任せて怒っていると、相手がそれに慣れてしまい怒りの理由や内容はスルーされがち。伝えたいことは穏やかな口調で丁寧に!

・主語を相手ではなく「私」にして伝える
「あなたが悪い」ではなく「私が困ってる」と伝えることで、「責められた」という印象が減り、一緒に問題の解決策を考えることができます。

・普段との落差をつけて怒りを伝える
「ここぞ」という場面では、いつもニコニコしている人はキリッとした表情で、普段から声が大きい人はあえて小さな声で怒ると効果的!

 

本誌12月号『怒りっぽい人も、怒りを出せない人も「アンガーマネジメント」で性格美人になれる』では、あなたの怒りタイプ診断や怒りへの対処法などを紹介しています。ぜひチェックしてください!

今回教えていただいたのは……

日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介先生

(C)美人百花

日本アンガーマネジメント協会 代表理事 安藤俊介先生
2003年に渡米してアンガーマネジメントを学び、日本に導入した第一人者。企業や教育委員会などを中心に数多くの講演を行い、受講者数は年間2 万人以上。

取材・文/榛村季溶子(short cut)

【画像】
※ Juan Nel、Dean Drobot、Valery Sidelnykov – Shutterstock

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