結婚したい男性No.1♡俳優・田中圭さんが婚活女子にアドバイス!?【インタビュー前編】

レディの熱いラブコールにお応えして、恒例「田中圭・定点観測取材」5年目をスペシャル版として敢行！　毎回その表情、言葉、空気感に癒され和み「やっぱステキ♡」とチャージさせてもらっていたけれど、今回はこれまでより際立って、ぴちぴちピカピカの印象（笑）。その理由は何か？　「2022年版・田中圭」の現在地をロックオンします！

シングルファーザーですか？ 僕には無理に決まってます（笑）

出典: 美人百花.com

――なんか若返ってる?　というか透明感が増している気がする。透明感という表現を成熟した大人の男性に使うことは滅多にないけど、田中さんはそれを感じさせる稀な存在。でもこの日はさらに明度が上がって、エネルギー満タンな感じ。何があったのか探ってみると現在撮影中のドラマ「持続可能な恋ですか？ 〜父と娘の結婚行進曲〜」の現場がかなりいい雰囲気らしい。

 

「撮影がすごくスムーズなんです。順調にぽんぽんぽんと進んでいる印象があって、それに伴い帰る時間も早くなるのでキャストもスタッフもいい精神状態で撮影できているんじゃないかなと。この時期(取材した4月上旬)はまだオンエア前なので追われている感もないし、でもディスカッションするときはちゃんと時間をかけていて、メリハリもあっていい現場です」

 

――田中さんが演じているのは主人公・杏花(上野樹里)とひかれ合うシングルファーザー・晴太。

 

「シングルファーザーは、過去に何度か演じているし自分も親なので考えずにやれるところはあるんですが、今回はより大変な部分を描いていて。でも、その苦労はみんなわかっているし、親なら当たり前でしょっていうところもあるから声に出しにくい。晴太もそこで悩んでいて、そういうシングルファーザーのリアルな姿をどう出していくか。やりながら探っていく感じになるでしょうね。自分がシングルファーザーになったら？　絶対無理です（笑）。家事もできないのに。まぁ、やらなきゃいけないってなったらやりますけど、大変でしょうね」

僕と奥さんの役割分担がはっきりしているから文句も言わない。お互い感謝しかしていないです

――ちなみに、田中さんは百花読者の「結婚したい男性ランキング」で1位を独走中。つまり既婚でもお子さんがいても、常にメンズとして「現役」の存在ということ。

 

「マジですか？　すごい〜（笑）。確かに『生活感がない』ってよく言われますけど、それは奥さんのおかげだと思います。自由に仕事をさせてもらっているし、僕ができることと彼女ができることの役割分担がはっきりしているから、あれこれ文句も言わない。お互い相手に感謝しかしていないので、そこがいいんじゃないですかね」

 

――ステキすぎる。この瞬間、結婚したい男性指数さらに爆上がり（笑）。そんな田中さんに「持続可能な恋〜」にちなみ、婚活で悩んでいる百花読者へのアドバイスをぜひお願いしたいです！

 

「これ、発言に気をつけないと（笑）。んー、なんだろう？　僕の周りの、結婚したいなって言い続けて早10年みたいな、40歳を超えても独身の男性を見ていると、やっぱり理想が高いというか。話を聞くといわゆる『いい奥さん像』みたいなものを求めているところがあるんですね、全員ではないけれど。で、女性側もなんとなくそれをわかっているから、そこに近づけなきゃいけないって思っている人が多い気がしていて。でも、理想が高い男性ほど結局ずっと独りのままですから、そこは無視しちゃっていいと思う。求められる像にとらわれず、自然に自分らしくいるのが結局はいちばんの近道じゃないでしょうか。……って、こんな感じでどうでしょう？（笑）」

――後編に続くーー

 

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Profile

田中圭（たなかけい）

1984年7月10日生まれ。2000年俳優デビュー。「おっさんずラブ」「あなたの番です」など数々の主演ヒット作を持ち、現在はドラマ「持続可能な恋ですか？ 〜父と娘の結婚行進曲〜」に出演中。舞台「夏の砂の上」が11月より公演。

 

Information

「持続可能な恋ですか?　〜父と娘の結婚行進曲〜」

ヨガインストラクターとして働く沢田杏花と、父・林太郎(松重豊)が「ダブル婚活」をスタートさせる、オリジナルラブストーリー。「誰かと共に生きること」を一生懸命に考える娘と、「第二の人生」へ向かう父、それぞれの奮闘を描いていく。

出演:上野樹里、田中圭、磯村勇斗、松重豊、他

毎週火曜よる10時〜TBS系列にて放送中

 

掲載：美人百花2022年6月号

撮影/中村完(f-me)　スタイリング/山本隆司　ヘアメイク/大橋覚　取材・文/若松正子　再構成/美人百花.com編集部