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疲れているのに眠れない…不眠の原因は季節の変わり目?

美人百花デジタル / 2022年8月22日 20時0分

疲れているのに眠れない…不眠の原因は季節の変わり目?

こんばんは、医薬品登録販売者の志賀美希です。体は疲れているのになかなか眠れないということはありませんか?

季節の変わり目は気温差が激しくなるので、不眠の悩みが多くなります。これから季節は秋に変わります。睡眠不足にならないように今から対策をしていきましょう。

不眠になりやすい原因は?

季節の変わり目は、朝夜と日中の寒暖差や気圧の変化によるストレスから自律神経が乱れやすくなります。自律神経には、昼間や活動しているときに活発になる「交感神経」と、夜やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の2種類から成り立っています。この自律神経のバランスが乱れることで、不眠や疲労感、不安感、頭痛といった症状が現れやすくなることも。

今からできるセルフケア

(1)生活リズムを整える

1日の寒暖差が大きいときこそ、生活リズムを整えることが大切です。しっかり1日3食、栄養バランスのとれた食事をとりましょう。夏の間は暑さから胃腸が弱りやすいので、温かく消化の良い食事がおすすめです。夜ふかしや寝る前のスマホ使用も睡眠に影響しやすいので、控えましょう。

(2)血流を良くする

血流が良くなることで体が中心から温まり、自律神経が安定しやすくなります。また、栄養や酸素がしっかりと全身にいき渡り、自律神経だけでなく肌にも良い影響を与えます。

(3)リラックスを心がける

寒暖差などの外の環境からのストレスにより、筋肉が緊張しやすくなります。副交感神経を優位にさせるために、ヨガや首肩周りのストレッチなどで体をリラックスさせましょう。ストレッチも血流の改善におすすめです。

漢方薬の服用もおすすめ

寒暖差ストレスによる不眠には漢方薬の力を借りるという選択肢を入れても良いですね。

・加味逍遙散(かみしょうようさん)

寒暖差ストレスによる不眠だけでなく、肩こりや疲労感を感じやすい方に。体のエネルギーである「気」を全身に巡らせて症状を和らげてくれます。

・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

寒暖差だけでなく、精神的ストレスや疲労による不眠にも使われます。この漢方薬も「気」を巡らせてくれます。体にこもった熱を冷ます作用があるため、脳の興奮からくる不眠にも使われます。

・十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)

寒暖差による不眠や疲労、手足の冷えがある方に。「気」と「血」を補ってくれるので、特に疲労や冷えがつらい方におすすめです。

季節の変わり目になると不調が現れやすい方は、体質に合った漢方薬や改善策のアドバイスを受けてみることもおすすめ。薬剤師と相談しながら漢方を購入できるYOJIはこちらからチェックを!

 

書いたのは

志賀 美希(しが みき)さん

医薬品登録販売者。日本化粧品検定1級。大学卒業後、ドラッグストアにて勤務。女性が心身ともに健康で過ごせるよう、OTC医薬品や化粧品のアドバイスを行ってきた。現在はオンライン薬局YOJOで体質に合わせた漢方薬の提案をしている。

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