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汗に悩んでいない?脇汗・体臭が気になる人のための多汗症対策

美人百花デジタル / 2022年9月13日 20時0分

汗に悩んでいない?脇汗・体臭が気になる人のための多汗症対策

こんばんは、薬剤師の芝軒千紘です。少し外に出ただけでも汗ばんでしまったり、異様に汗が出たりと悩んでいませんか? 今日は多汗症におすすめの漢方薬を紹介します。

多汗症あるある

あなたは以下のお悩みにあてはまりませんか?

・サンダルが履けない
・グレーの服が着れない
・恋人と手を繋げない
・汗対策グッズで荷物が重い
・至近距離で人と話すのが苦手

そもそも多汗症とは

汗は体温を調節したり、エネルギーを消費するときに上がった体温を下げる役割があります。この体温調節時に大量の汗をかいてしまう人のことを言います。多汗症には、全身性多汗症と部分性多汗症があり、全身に汗をかくのが「全身多汗症」。糖尿病や、甲状腺機能の異常などが原因となることがあります。「部分性多汗症」は手のひらや足の裏、脇など、特定のパーツに大量に汗をかくことを言います。精神的な不安や緊張が原因と言われています。

多汗症におすすめの漢方薬

(1)防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)

ダラダラ汗が止まりにくく、普段から疲れやすいタイプの汗かきさんにおすすめ。むくみや胃腸の不調などの症状があることもあります。「防已」という成分が水の巡りや水分バランスの調整に働きます。

(2)竜胆潟肝湯(りゅうたんしゃかんとう)

むくみによる余分な水分が熱化することで「湿熱」となり、ベタベタ汗の原因に。竜胆潟肝湯は汗だけでなく臭いや湿疹なども気になってしまうタイプの汗かきさんにおすすめ。

(3)五苓散(ごれいさん)

多汗症は「水毒」による症状の1つとも考えられます。水分をとっていてもトイレの回数が少なかったり、むくみや頭痛を感じやすい人の汗対策におすすめ。

  • ダラダラ汗には防已黄耆湯
  • ベットリ汗には竜胆潟肝湯
  • 水分バランス異常には五苓散

自分のタイプを理解して、対策しましょう。

これら以外にも汗の原因があり、対応する漢方薬の種類がたくさんあります。気になる方はLINEで無料の体質チェックをしてみてくださいね。こちらからチェック!

教えてくれたのは

芝軒 千紘(しばのき ちひろ)

薬剤師。大学病院の門前薬局にて勤務後、より多くの人に健康に興味を持ってもらえるよう、パーソナルの栄養相談・指導などに従事。現在はオンライン薬局YOJOにて体質に合わせたオーダーメイド漢方の提案をしている。

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