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普通のピルとはどう違うの?超低容量ピルのメリットとデメリット

美人百花デジタル / 2022年10月19日 20時0分

普通のピルとはどう違うの?超低容量ピルのメリットとデメリット

最近、巷でよく耳にする超低容量ピル。でもどのようなモノなのか、ピルとどう違うのか理解している女性は少ないのでは? そこで今回は、超低容量ピルについて医療法人社団都筑会「つづきレディスクリニック」院長の吉岡範人先生に伺いました。

超低容量ピルと低用量ピルの違いを教えてください

超低用量ピルと低用量ピルは含まれているエストロゲンとプロゲステロンの量が違います。超低用量ピルはエストロゲンの量が少ないことが特徴であり、具体的には低用量ピルは、薬に含まれる卵胞ホルモン量(エストロゲン量)が0.05mgより少ないものを指すのに対して、超低用量ピルは、薬に含まれる卵胞ホルモン量が0.03mgより少ないものを指します。そのエストロゲンの含まれている量により副作用や効果に違いが出ます。

超低容量ピルのメリット・デメリットを教えてください

超低用量ピルは基本的には避妊目的ではなく、月経困難症や子宮内膜症の治療薬として使われます。副作用としての頭痛や吐き気が少ないのが特徴です。ピル導入の際に副作用が多いと途中で止めてしまう方も多く、導入の時に離脱しないですむことは大きなメリットです。一方で不正出血が起こりやすいというデメリットもあります。また、現在の日本では超低用量ピルは避妊効果として使用することは認められていません。

費用はどのくらいかかるのでしょうか

通常は治療用として使用する薬ですので、保険診療で扱う値段となります。したがってどこのクリニックでも値段は同じです。診察料を含めて1500円から3000円程度になります。ただし、超低用量ピルの種類により値段が違います。特に連続投与という1カ月よりも長く飲めるタイプの種類では値段が高くなっています。

教えてくれたのは

医療法人社団都筑会「つづきレディスクリニック」院長 吉岡範人先生

1978年生まれ。千葉県出身。2005年、聖マリアンナ医科大学大学院を卒業。同大学初期臨床研修センター、産婦人科に入局。16年間の医局勤中、約2年間にわたりカナダ・バンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学へ留学。がんの研究に従事。2019年に事業を引き継ぐ形でつづきレディースクリニックの院長に就任。

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