生理中は運動をしても大丈夫？気になる疑問に女医がアンサー！

健康のためにと、常日頃エクササイズや筋トレをしている女性は少なくないのでは。そこで気になるのが、毎月訪れる生理中も運動をしても良いのか、悪いのか……。今回は、SNSで人気の「BELINDACLINIC」院長・井上真梨子先生にその疑問をぶつけました。

 

生理中に筋トレをしてもよいのでしょうか？

基本的には過度な筋トレは控えて、無理のない運動に留めた方が良いと思います。生理中は貧血状態になりやすく運動に伴うめまい・立ちくらみで事故や怪我につながってしまう可能性もあります。また、筋肉増加のタイミングとしても筋肉形成・発達に必要なエストロゲンは生理後に多く、生理中は欠乏気味になるため筋トレの効果としてもあまり良いタイミグではないと思います。ただし身体の健康サイクルとして行っているようなランニングやストレッチなどは、血液循環・ストレス解消になります。また、定期的に行っているような負荷の少ない運動は女性ホルモンのバランスをとり生理周期を整えますのでおすすめです。

生理中に適度な運動をする際、気をつけることを教えてください

適度な運動は、血行改善、ストレッチなどによる子宮の緊張をほぐす効果によって生理痛を緩和するとこができます。また、運動に集中することによって生理痛のストレスを忘れることもできるでしょう。ただし、生理中は貧血状態に近いので、温度差の激しい環境での運動や酸欠のおそれがある運動は避けましょう。あくまでも適度を心がけ、体調が少しでも優れない場合は控えてください。また、動きによる生理用品との摩擦で肌トラブルも懸念されますので運動に適した生理用品を使用するようにしましょう。

教えてくれたのは

「BELINDACLINIC」院長 井上真梨子先生

大手美容外科にて人気No.1医師として大規模クリニックの院長を歴任、得意とする二重整形と豊胸術で指名数No.1を長年維持。「美容外科医としてよりステップアップしたい」という思いのもと、東京都新宿区へ自身の美容クリニック「BELINDA CLINIC」をオープン。SNSメディアでも活躍・情報発信を行っており、10代20代から圧倒的な人気・指示を得ている。また、クリニックに来院される方にはモデルや著名人も多く、美に対する信頼が大きい女医として日々様々なお悩みを解決している。得意とする治療は、傷跡のわからない二重整形「まりこ先生のバレない二重術」、デザイン性の高いヒアルロン酸注入豊胸、切らないリフトアップなど。TikTokアカウント（@mariko.sensei）にて美容メディアを発信中。