【俳優・高橋文哉さん】ドラマ「君の花になる」でバズり中!いま一番気になる彼のインタビューをプレイバック【いま彼】
美人百花デジタル / 2022年10月28日 21時40分
レディたちが気になる「彼」の本音に迫る『#いま彼を知りたい』。今回は、俳優・高橋文哉さんのインタビューをお届け。現在放送中のドラマ「君の花になる」に出演、『イケメンすぎる♡』と毎週放送後にSNSで話題沸騰! 今改めて注目したい高橋さんが、昨年美人百花に登場してくれた際のインタビューをプレイバック!
掲載:美人百花2022年1月号「#いま彼を知りたい」
仮面ライダーは僕にとってすべての土台
――ドラマ「最愛」の高橋さんを、SNSでは〝破壊的な透明感〞と表現していた。うまいことを言うなと感心したけれど、さかのぼれば初の21世紀生まれの仮面ライダーに抜擢されたときも、その後数々の話題作に出演したときも、高橋さんはずっと〝破壊的な透明感〞で爪痕を残してきた。
「僕は俳優を目指していたわけではなくて。ライダーのオーディションが決まったとき、これは誰もが受けられるものじゃない、その可能性、選択する余地を与えてもらったのに断るのはあり得ないなと、そう思って挑戦したんです。でもライダーが決まった あとも役者としてやっていくぞっていう、確固たる意志はなかった。しかもクランクインと同時にひとり暮らしを始めて、高校も卒業したてで社会のことも芝居のことも何もわからない。ゼロじゃなくマイナススタートで、自分に何が起きているのかすらわからないまま日々が過ぎて、最初は本当にしんどかったです」
――そこを乗り切れたのは「褒められたことがうれしかったから」。
「初回放送で見た方から『良かった』って声をいただいたんです。そこで評価してもらえるうれしさを覚えて、やりがいが出てきた。現場は大変だけど、子供たちに夢を届けるためには妥協せず真っ向勝負しなければいけないって気持ちになったんです。だから、仮面ライダーは僕にとってすべての土台。この仕事を一生やっていきたいって意志が固まった、固く分厚い土台です」
――土台がしっかりしているせいか、どの現場でも「ビビるけど、ビビってもいいことはない」と、繊細な見かけによらず肝が太い。一点集中タイプでもあり、役に没入しすぎることもあるという。
「『夢中さ、きみに。』っていうドラマの二階堂という役を演じたときにずっと猫背でいることを意識していたんですが、撮影後も半年ぐらいそれが抜けなくて。猫背矯正に3回か4回ぐらい通って治しました。あと、その時々に演じている役の夢もすごく見る。今は吉高(由里子)さんや松下(洸平)さんがよく夢に出てきます(笑)。撮影が続くと(役に)のみ込まれるじゃないけど、あれ、これって役だっけ? 自分だっけ? って区別がつかなくなることがあって。役と自分がまだしっかり確立されていないから、オンオフのスイッチを切り替えられないんでしょうね」
根はすごく負けず嫌い。勝ち負けがハッキリしているものは絶対に負けたくない
――でも、根っからの役者体質なのは間違いない。しかも心身ともにまっさらで不純物がないため役の浸透度が高く、演じるたびに経験や評価を養分にしてぐんぐん伸びていく。そんな育ち盛りの俳優・高橋文哉を自身はどう見ているのだろう。
「これが自分です、って自分で主張できるところがまだないので、役をいただいたら『後悔させません』としか言えないです。もし、後悔させてしまったらごめんなさいだけど(笑)、後悔させないよう全力でやるしかないかなと。今はとにかく自分の芝居を見てもらいたい。そしてそれを見た誰かの人生に、いい影響を与えるような俳優になるのが夢です。例えば何かに立ち向かう役をやったとき、それを見た人が諦めた夢をもう一度目指すきっかけになったらうれしいし、学園モノとかで告白する役を見て勇気が出て自分も告白をする気になったとか、ささいなことでもいい。感動してもらえる芝居をできるかどうかは自分との勝負ですから、常に満足せずぶつかり続けていきたいです」
――実は俳優になる前は調理師志望。高校時代はそのための勉強をし、資格も取っているが志望動機は「自分の作った料理をおいしいって喜んでもらうのがうれしかったから」だったそう。さらに「誰かの笑顔を見るのが楽しいんです」って、どうしてそんなにいい子なの?(笑)
「いやいや、いい子じゃないし、カッコつけるとこもあります。根はすごく負けず嫌いでジャンケンとか100m走とか、勝ち負けがハッキリしているものは絶対に負けたくない。高校のときも試験の順位が張り出されるってなったら、それまで圏外だったのに急に勉強して上位にいったんですよ。でも友達には『全然勉強してないよ』とか言っちゃう。その半面、母とか家族にはちゃんと努力を見てもらって『よくやったね』って褒められたいみたいな、そんなめんどくさいタイプです(笑)」
>>>後編につづく
Information
高橋文哉(たかはしふみや)
2001年3月12日生まれ。2019年特撮テレビドラマ「仮面ライダーゼロワン」で主演を務める。以後、「先生を消す方程式」「着飾る恋には理由があって」「最愛」など数々のドラマに出演。
撮影/鮫島亜希子(nomadica) スタイリング/鴇田晋哉 ヘアメイク/大木利保(CONTINUE) 取材・文/若松正子 再構成/美人百花.com編集部
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